本日発売の『Domani』6月号。
今月はファッションからインテリアまでベージュ特集。私は「この夏、サマーベージュなインテリアを成功させるふたつのステップ」をレクチャーさせていただいています。
イメージに沿った配色や素材の組み合わせ方、センスアップするポイントについてお話させていただきました!
美しいベージュインテリアづくりのご参考に、ぜひご覧になってみて下さいね☆
3人のお子様がいらっしゃる目黒区K様。
一番下はまだ赤ちゃんなので、女の子と男の子2人のキッズルームのご相談をいただいていました。
HPにある娘の部屋や、世田谷区O邸のキッズルームをイメージされていらしたので、『Vibel 』をご紹介。
私はプランとカラーのアドバイスをさせていただきました。納品が完了されたとご連絡をいただき、ご挨拶に伺って来ました。
お手持ちのファブリックやクッションから色抽出をしたカラースキーム。
本棚や収納には、それぞれの大好きなモノがずらりと並んでいます。
こちらは、ワークスペース。中央に間仕切りの本棚を入れ、適度な距離感がありますね。ベッドスペースと色を合わせているので、空間がつながります。
それぞれの取っ手がかわいい~
渋谷区T邸の造作家具のポイントについて。
食器棚・キッチンカウンター下収納・TVボード・本棚の4点を全て造作にしましたので、空間全体に統一感が生まれました。クラシックな重さを出しながらも素朴な雰囲気にしたかったので、今回はマホガニーなどより木目が荒いナラ材を使用しています。
ダイニングチェアやサイドテーブルもホワイトオーク(ナラ材)で合わせました。
また、扉材はモールディングを使いましたが、腰壁に合わせて落とし込みではなく、面付けタイプにしてあまり重くなりすぎないデザインです。
さて、4点の中でも一工夫したのが本棚です。
大きいサイズの画集や絵本もありますので、奥行きを350mmしました。
単行本や文庫本などは前後に収納するのですが、T様から後ろの本のタイトルが少しでも見えた方がいいというご要望がありました。
そこで、ご主人様・家具屋Kさん・私で考えたのがこちら!
3本のダボレールで奥行き270と130mmの2枚の棚板を入れ、前後の本を少しずらして収納することができます!タイトルも見えて大容量の本棚になり、ご満足いただけてほっとしました☆
渋谷区T邸のリビングダイニングルームをご紹介します!
T様ご夫妻のお好きな場所は「フォーシーズンズホテル椿山荘ロビー」と「二期倶楽部東館」。
クラシックとモダンの相反するインテリアイメージでした。
奥様はお料理好きで、ご友人を招いて食事を楽しむことが多いとのこと。
また、暖炉があり、緑豊かな庭へとつながる気持ちのよい空間です。
そこで、キーワードは「クラシックとモダン」「ゆったり」「ふれあい」「温かさ」。
コンセプトは 『 ヒュッゲな時間 』。
「HYGGE」(ヒュッゲ)とは、デンマーク語で「人と人とのふれあいから生まれる温かな居心地のよい雰囲気」という意味。ぬくもりのある北欧インテリアをイメージし、落ち着いたクラシカルな造作収納とモダンな家具をコーディネートしました。ご家族やご友人と、食事や語らいを楽しんだり、暖炉の側でゆったりと本を読んだり…ヒュッゲな時間が流れます。
床材に合わせて食器棚などの造作収納は落ち着いたダークブラウン。
既存のカーテンはそのまま使いました。明るい色のダイニングテーブルとYチェア、ヤコブセンのペンダント照明で軽やかなダイニングスペースです。また、ご夫妻共に本をたくさんお持ちなので、大容量の本棚をつくり、LDルームの一角をライブラリー&ワークスペースにしました。来客にも並ぶ本を手にとっていただき、ここでも語らいを楽しんでいただければと思います。
クロス上から塗装したグリーンのアクセントウォール。
壁の色に合わせたジム・トンプソンの水玉やストライプのクッションで、お手持ちのソファに華やかさをプラスしました。
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・T邸の造作家具ポイント ・インテリアコーディネートの流れ
O邸のマスターベッドルームをご紹介。
目覚めの朝・寛ぎの夜の両方に対応できるよう、明るい色の家具とエレガントシックな草花柄のカーテン(遮光裏地付)をコーディネート。
奥様のご要望でベッドヘッドはファブリック貼りにし、ベッドでの読書時やTVを見る時によりかかってリラックスした時間が過ごせます。
O邸の造作収納家具のポイントです。
ダイニング側のワークスペースでは、3人のお子様がノートやドリル・文房具など自分の持ち物をきちんと整理できるよう一工夫しました。
以前、記事 にしたカラフルなポリ合板を収納スペースの内側に使用して、それぞれ色分けをしました。
引き出し収納も同様です。開けるのが楽しくなりますよね!
開けるとカラフルな自分色、扉を閉めてしまえばすっきりとした白の大人仕様!
中央の引き出し収納はキャスターをつけて動かせるので、ご家族みんなでフレキシブルに使っていただけるワークスペースになりました。
世田谷区O邸のリビングダイニングルームをご紹介します。
元気な3人のお子様がいらっしゃるO様ご家族。
ご要望は、いつも家族が集まるリビングダイニングルームにして欲しいということでした。
キーワードは「明るい」「シンプル」「カジュアル」「家族が集まる」。
そこで、コンセプトは『 笑顔が集う空間 』。
キッチンから目の届くところにご家族共有のワークスペースをつくり、ここでお子様が宿題をしたり、ご夫婦がパソコンをしたり…いずれピアノを置くご予定なのでリビングでは音楽やTVゲームを楽しんだり…
ご家族がいつも笑顔で集まる空間です。
木目の美しいフローリングに、明るく清潔感のあるホワイトの造作壁面収納と上質でシンプルモダンな家具をコーディネート。いつもご家族5人が集まるので、それぞれの持ち物がすっきり入る隠す収納と、ディスプレイできる見せる収納をつくりました。
ソファは、カジュアルにくつろげるよう低めで座面の大きなarflexのSONA(ソーナ)、来客時にはフレキシブルに使えるオットマンにしました。ダイニングテーブル上には、3灯のペンダントで動きを加えています。
ファブリックはブラウンのグラデーションでまとめています。
クッションはテクスチャーのおもしろいダークブラウンとアクセントにオレンジをプラスしました。
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