インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ (OLD)

冒険の旅へ

渋谷区K様邸、10ヶ月の男の子のベビールームをご紹介します。(プレゼンはこちら
ご本人はまだご要望がありませんので(打合せではニコニコ・笑)、ご夫婦からヒアリング。
お手持ちのSTOKKEの家具を生かしつつ、海外のようなかわいいお部屋にしたい。
地図や地球儀など世界を感じるものを置きたいとのこと。
キーワードは、「品のよい」「地図」「地球儀」「星」「雲」。
コンセプトは『冒険の旅へ』。
空には雲や星。地図を広げ、気球に乗って冒険の旅が始まります!
北や南の地では様々な動物に出会い、色々なものを見て感じて成長していく。
そんなストーリーで小物までコーディネート提案をしまして、とても気に入っていただきました。

壁一面をベンジャミンムーアペイントで塗装してアクセントに。(塗装の様子はこちら
たくさんのブルーの中から選んだ色は「little boy blue」、ぴったりでしょ?笑
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ウインドゥトリートメント、ぱっと頭に浮かんだのがフランス「Thevenon」の気球柄。
遮光にしたいというご要望でしたので、1級遮光裏地をつけています。
カーテンレール上部からはどうしても光が漏れてしまいますので…
機能性とデザイン性を兼ね、イギリス「Jane Churchill」のチェック柄をバランスにしました。
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同生地でタッセル、くるみボタンでまとめます。チェアの上にはクッション。
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どうしても入れたかったのがフランス「Numero74」のキャノピー。
フランス本国でも大人気で日本だと入手困難、さらには現在欠品中とのこと(汗)
でも、絶対諦められない!ということで探しまわりました。こういう時はしつこいです(笑)
現地ショップと直接やりとりをし、ラッキ―なことに商品確保できました!
星形のガーランド、お手持ちの雲のオブジェも「Numero74」のもの。もうかわいい~!
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主役の王子登場!ベッドの寝心地を確認中?笑
インテリアに合う星のベビー服にお着替えしてくれました♪
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テーブル&チェアの授乳コーナー、おむつ台コーナー壁面にはアニマルヘッド。
北の地で出会うシロクマ、南の地で出会うライオン。どちらもベルギー「BiBiB&Co」。
優しく見守る動物たちは見上げた時にも楽しいかと♪
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ご要望でもある地図、アンティーク風アートを見つけてアメリカから取り寄せました。
地図のまわりには星型のフェアリーライト。LED電球ですのでお子様が触っても大丈夫。
フランス「VILAC」のクラシックなレーシングカーもイメージにぴったりです!
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シェルフは新規購入し絵本やおもちゃを収納、上には地球儀やフォトフレームをディスプレイ。
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この小さな小さなかわいい手で、これから何に触れて何をつかむのでしょう。
あなたの冒険の旅は始まったばかり。ワクワクする出会いがたくさんありますように。
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ご両親の愛情いっぱいの中、このお部屋ですくすくと元気に成長していって下さいね。
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現調打合せへ

今週、色々と山場を迎えていましたが無事に終わりほっとしています。
昨日は品川区M様邸のマンション内覧会に同行させていただき、現調打合せへ。
オーダー家具、カーテン、壁紙張替えをするので諸々の確認です。
新築マンション現調は、この内覧会のみしか現場に入れません。
なので、あれもこれも採寸したり確認したりとやることがいっぱい(汗)
オーダーでキッチンまわりにテーブル&収納を取りつけるご提案をしています。
天板の型を持ってきていただいて、サイズやデザインなど詳細を確認中。
私が写真を撮るのに男性陣が腕をプルプルしながら耐えているところ(笑)
このキッチンを中心とした明るく楽しい空間になります!完成が楽しみです♪
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リボンタッセル

サイズとイメージをお伝えし、縫製をお願いしているリボンタッセルが出来上がりました。
リネンのファブリック、ちょっとくたっとした感じになりますよとのこと。うん、イメー通り!
カーテンにくるみボタンを縫い付けて引っ掛けるようにします。納品が楽しみです☆
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ボタン留め

tufted(ボタン留め)のチェアやソファに目がいく今日この頃。
先日納品した港区Y様邸のRestoration Hardwareもボタン留めチェアでした。
Y様からボタン留めにスタッド(鋲打ち)というご要望があったわけですが…
ちょうど私自身も心惹かれていたのでテンション上がりました~♪
革だと重厚でクラシックなイメージですが、リネンやコットン素材だと軽やかでエレガント。
この凸凹としたリズムのあるデザインが、なんだかワクワクするのです。
海外のこの方のようにDIYでベッドヘッドボードをつくる人もいるのですね。すごいな!
じっくり見てみましたが私にはムリです。被服学科卒だけど(笑)
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さて、世の中はお盆休みですが早々に旅行に行ってしまったので仕事をしています。
プレゼン準備、原稿チェック、企画展示設営の準備とやることがたくさん^^;
とはいえ、家族でぶらぶらと食事に行って気分転換もできました。
そうそう、企画展示でコーディネート提案をしていまして選んだソファもボタン留めだ!
特に意識せずイメージに合わせて選びましたが、どうやら私の中ではマイブームのようです☆

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Hanoi 滞在レポートPart 4 !
今までの3回は全てホテルのこと。
たしかにほとんどホテルで過ごしていたのですが(笑)、もちろん市内観光も楽しみました。
こちらは旧市街、ホテルの優雅な雰囲気とは大きく異なるカオスな世界。
強烈な陽射し、鮮明な色、信号なんて全く無視のバイクの波、混沌とした人々のエネルギー。
初日は全てがカルチャーショックでしたが、慣れてくるから人間ってすごい(笑)
次の日からはバイクの波をさらりと抜けながら道を渡り、騒音も気にせず歩いていました♪
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ホテル近くのホアンキエム湖。
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1975年の建国記念日に合わせて建てられたホーチミン廟。
ホーチミン主席のご遺体が安置されているので、衛兵が護衛しています。
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ベトナム政府大統領府、1902年のフランス統治時代に建設。
ホーチミン主席もこの建物の中で執務していたそうです。
フランスの地方の城をイメージしたネオゴシック様式のコロニアル建築とのことですが…
ど、どうだろうか?いいのだろうか?すっごい鮮やかなイエローで目がチカチカしました(笑)
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こちらは約5年ほどホーチミン主席が住居兼執務室として利用していた住宅。
イエローの外壁、グリーンのタイルと窓、屋根や樋のカラーバランスがきれい。
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というわけで、4回のハノイ滞在レポートを終わります。
東洋と西洋、静寂と喧騒、明るさと暗さ、日常と非日常。
相反するものがまるで当たり前のように溶け込む街は、とても刺激を受けました。
たくさんインプットしたものを、仕事にしっかりアウトプットしていきたいと思います☆
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Hanoi 3

Hanoi 滞在レポートPart 3!
ホテルの中庭へと続く回廊、アイアンの美しい曲線がパリを思わせます。
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プールサイドのレストランバー。フレッシュジュースやハノイビールをここで楽しみました。
アオザイ姿のきれいな女性がうつっていますね。ホテル従業員の女性は皆さん着ています。
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プールを過ぎると、「Le SPA」があります。
アメリカの旅行雑誌「Travel & Lesure」で世界のホテルスパ トップ5に選出されたそう。
街中は埃っぽいし、なんとなく日焼けしたような…というわけで母とフェイシャルを予約。
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入口を入り、階段をのぼるとフレンチクラシックとシノワズリの融合した空間。
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こちらで問診とお茶をゆっくりと飲み、さらに階段をのぼって施術スペースへ。
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母も私も色々とスパは体験していますが、さすがの施術で大満足!
あまりにも素晴らしくて、次の日にボディトリートメントも予約して2日連続で満喫しました♪
ハノイに旅行に行かれる際は、おすすめです!
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Hanoi 2

Hanoi 滞在レポートPart 2!
「どんなインテリアかしら?」とホテルの部屋の扉を開ける瞬間が好きです。
今回もそれはそれはドキドキしながら開けました。
旧館と新館がありますが、もちろんクラシカルな旧館のラグジュアリールーム。
高い天井にはシーリングファンがまわり、廻り縁・カーテンボックスにはモールディング。
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照明はベッド脇のブラケットライト・テーブルライト共にシノワズリなデザイン。
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フロアーライトはバンブー素材です。
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チェアもシノワズリなデザイン、張り地の赤が効いています。
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アートの絵はベトナム・中国・インドなど様々な国の雰囲気がミックス。
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その他の調度品に合わせた重厚感のあるベッドヘッドボード、シルク素材のクッション!
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ガラス扉の内側に布で目隠ししたクローゼット、ホテルでは初めて見ました。
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さらに、バス・トイレルームへの扉も同じくガラス扉に内側が布でした。
扉の細かいディテールもデザインされています。
コットン・綿棒やバスソルトが入った器は手描きのバッチャン焼きの陶器。
シルクの袋に包まれたミネラルウォーター。もういちいち素敵で娘と大興奮!
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そして、洗面所のミラーのレイアウトが参考になりました。全て採寸しちゃったわ(笑)
洗面ボウルはVilleroy&Boch(ビレロイ&ボッホ)。
日本ではテーブルウェアの方が馴染みがありますが、タイルやバス製品の老舗でもあります。
バスタブはシャワーブースのようにガラスで仕切られているので、水はねの心配もなし。
デザイン性と機能性がよく考えられた快適なバスルームでした☆
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Hanoi 1

xin chao!
中国やフランスの統治、そして戦争。激動の時代を経てきたベトナム。
その複雑な歴史が生み出す豊かな文化とデザインに心魅かれていました。
ということでHanoiへ!4回に分けて滞在レポートをアップさせていただきます。

宿泊はSofitel Legend Metropole Hanoi(ソフィテルレジェンドメトロポールハノイ)。
このホテルに泊まりたくて、今回の旅行はハノイにしたようなもの(笑)
1901年創業、100年以上の歴史を誇るベトナム初の5ッ星ホテルです。
街の喧騒の中、ひときわ目を引くコロニアル調の白い外観。
シンガポールのラッフルズホテルに似た雰囲気。(3年前のレポートはこちら
あちらはイギリス、こちらはフランス統治なので、また違うクラシカルな品の良さが漂います。
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ホテルのフロント、壁面にずらりと飾られているのはバッチャン焼きの陶器皿。
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クラシックにシノワズリが融合したロビー。外の強烈な日射しと落ち着いた暗さのコントラスト。
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2階から4階までの客室はロビー中央の吹き抜けでつながっています。
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モダンアート、バッチャン焼き、クラシカルな小物、季節の花。
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どこを見ても溜息の出る美しさ。エレベーターを待つ娘の後ろ姿が見えます(笑)
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部屋へと続く廊下にはシノワズリなコンソールとライト。絨毯の柄も素敵でした♪
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