インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

肩肘張らない大人のラグジュアリーホテル

THE HIRAMATSU 軽井沢御代田』に宿泊。
肩肘張らない大人のラグジュアリーホテルです。

部屋はベッドもソファも窓に向けてレイアウト。
アルフレックス、ルイスポールセン、山形段通など好きなものばかりの空間^_^

朝目覚めてカーテンを開けると目の前には山々と空が見えて気持ちがよかったです。

ベッドの後ろにオーダー製作のデスク。

あちこちのアートも楽しい!

部屋風呂は上田市から毎日運ぶ温泉、窓を全開にして露天風呂気分で流れる雲をぼ〜っと眺めていました。

夕暮れ時、“TAKIBI LOUNGE”でホットワインと焼きマシュマロをいただけます。

わぁ、月だ!

夕食はフレンチ。
さすがヒラマツ、地元野菜をふんだんに使用した丁寧な一皿一皿で美味しかったです♪

遊び尽くせ!がコンセプトの楽しいホテル

マリオット系列ホテル、“遊び尽くせ!”がコンセプトの『MOXY東京錦糸町』に娘と宿泊しました。
インテリアの参考に泊まりたかったのです。

フロントはバーカウンター、チェックインと同時にドリンクが飲めます。着いた早々にまずビールw

宿泊客は若い人や外国人が多く、ラウンジは様々な言語が聞こえてきます。どこを見てもかわいい^_^

トイレは歩道と信号機のサイン!

客室フロアです。

各部屋のガラス扉が住宅のようで軽やか。「え?すりガラスとはいえ部屋の中が見えるの?」と思ったら、ガラスはフェイクで普通の扉でした。デザインとしてこうしているよう。

部屋は広くはなくシンプル、電話がかわいい♪
ベッドヘッドは上部に吊っています。

壁一面にハンガーだけでなく折りたたみ式のテーブル&チェアも!使う時に自分で出してねということね。

コンパクトですが使いやすい水まわりスペース。

アイロンルームがクールだわ。

ジムにて、全く運動してない感w
ターゲット層Z世代の娘、自分とはまた違う感覚で空間を見ていて話をしているとおもしろい。

ゆったりくつろぐ大人の落ち着いたホテルも大好きですが、マリオット系列の楽しいホテルも好き!
グレード感や価格的には、モクシー≪アロフト≪Wホテルです。

クールな次世代ライフスタイルホテルが楽しい!

エネルギッシュでワクワクする“大人の遊び場”ホテル

その他、インテリアコーディネーター目線でお届けしているホテル滞在レポートはこちらからお楽しみください!
国内はコンバージョンホテルが注目、海外はパリ・ロンドン・アムステルダム・ミラノ・フィレンツェ・コペンハーゲン・ヘルシンキ・香港などのおすすめホテル満載です♪
荒井詩万のホテル滞在レポート

【Paris 7】大人エレガントな5ツ星ホテル、Hôtel Les Jardins du Faubourg

パリ3つ目、とびきり大人エレガントな『Hôtel Les Jardins du Faubourg』レ・ジャルダン・デュ・フォブールに宿泊しました。エリゼ宮やシャネル・エルメス本店のある8区、5ツ星ホテルです。
1歩入ると、白を基調に黒で引き締めたエレガントなエントランス。

中庭を通って奥の棟へ。
廊下もシックで素敵!カーペットはアニマル柄♪

部屋はシンプルモダン、グレーブルーの壁と褐色の組み合わせが大人カラーで落ちつきます。

ベッドヘッドとフレームは褐色のベルベット、アートの色もぴったり!クッションやラグに黒を入れて引き締めています。

照明はコンテンポラリー、マットゴールドです。

濃紺のカーテンと、リネンのシアーカーテン。

洗面スペース、続くバスルーム。

ベッドルームと色をつなげ、バスルームは床壁天井が全てモザイクタイル♪

中庭のあるレストランがほんっとに素敵で、ディナーと朝食を楽しみました。

イタリア、北欧に続き、久しぶりに旅を共にしてくれた大好きな友人に感謝!

北駅からマレ地区、そして8区のホテルとだんだんグレードアップをしたパリのホテル選び。
やっぱりお値段って正直、空間からサービスまでパーフェクトだったわw

以上、10回に分けてパリ&アムステルダムレポートをお届けしました!

【Paris 3】トレンド感満載!心ときめくDandy Hotel

パリ2つ目のホテルを紹介します。
マレ地区にある「Dandy Hotel」、インスタで見てここは泊まりたい!と思ったホテルです。
ブルス・ドゥ・コメルス、ポンピドーセンター、ルーブル美術館が徒歩圏。

きゃ~!
グリーンブルーの壁、マスタードとモスグリーン、そして黒がアクセント。アールデコを思わせる曲線、色の組み合わせ、ベッドサイドのペンダントは1灯のアシンメトリー、まさにトレンド感満載!

ベッドヘッドがかわいすぎる!

ころんとした丸みのあるデザイン、ベロア素材もトレンドですね。
クロークは置き家具、ラタン素材。

クラシカルな電話、メモもアールが効いています。
洗面スペースとシャワーブース。
石の天板、ゴールドの照明。
ちなみに、シャワーブースは部屋側もガラス貼りなので抜け感があり、部屋が広く感じました。入る時はカーテンで目隠しするようになっています。

シアーカーテンは黒のパイピングが効いています。

上部も意匠が凝っています!一旦縫っているので、ひだの落ち加減がやわらかになっていました。

クッションも四方が切りっぱなしなのが今っぽい。
トイレ、部屋や洗面スペースと色や素材をつなげて。

廊下、カーペットが素敵!

フロント横のスペース。

インテリア好きにはたまらない、テンションの上がる心ときめくホテルでした^_^

【Paris 1】カラフルでアートなホテル、25hoursHotel

今回の旅は、まずパリ入りして北駅目の前で便利な「25hours Hotels」に宿泊。
翌日から大きなトランクをホテルに預け、北駅から鉄道「Thalys」タリスでアムステルダムに移動。
3泊して、またパリに戻りこちらに泊まりました。

着いた日は1人部屋。
オレンジの壁がかわいい!天井もオレンジ!

水まわりはオレンジとネイビー。
反対色でお互いを引き立て合う組み合わせ。
タイルの目地もオレンジでした♪
黒、マットゴールドで引き締めています。

ブレイクスタイルカーテン、100㎜長めに。

ホテル内はカラフルでアートな空間。

アムステルダムから帰って宿泊した部屋。
壁は淡いパープルで、また違うやわらかな雰囲気。

バルコニーがあり、北駅が窓から見えました。

ちなみに、こちらが「Thalys」。
ビジネスクラスは軽食が出るので、ゆっくりと車窓を眺めながらランチタイムが楽しめました。

【Amsterdam 1】クールでおしゃれなWアムステルダムホテル

パリ&アムステルダムの旅から帰国しました。
久しぶりの海外旅レポートをお届けします。
目眩がするほどのインプットをしてきました!
やっぱり本場で体感する浸透力は違う♪
しっかり仕事でアウトプットしていきます。

Goedendag!まずはアムステルダム。
宿泊したのは「Wアムステルダム」。

クールでスタイリッシュなインテリア。

ラウンジやバーにいる人もおしゃれな方ばかり♪


部屋はグレーを基調にオレンジ、黒がアクセント。
迫力のある天井照明がかっこいい!
W大阪と同じく、洗面台は部屋に向かってオープンにレイアウト。
左側のスモークガラス内がシャワースペースです。
窓から見えるのは博物館、窓枠も美しい。

フォルナセッティのクッションかな?
壁紙の継ぎ目がはがれているのがIC目線では気になりましたが、きっとそんなことは気にしないのねw

オリジナルデザインのバーコーナーからつながるソファ。キルティング!やわらかな印象。

天板はモールテックス仕上げでしょうか。ミラーが両面から使えて便利。
テーブルが引き出せます。

トイレは全面オレンジに塗装。けっこう落ち着くw

トラムが通る美しい街並み。

ちなみに、「W大阪」宿泊レポートはこちら↓

エネルギッシュでワクワクする“大人の遊び場”ホテル

おすすめ!銀行をコンバージョンした海外のようなおしゃれホテル

兜町の『HOTEL K5』に宿泊しました。
渋沢栄一が頭取をつとめた日本最初の銀行を、既存をいかしながら海外のようなおしゃれホテルにコンバージョンしています。

空間デザインはストックホルムを拠点に活躍する建築家デザインユニット『CLAESSON KOIVISTO RUNE』(CKR)。
フロントの床は新規タイル。かわいい♪

カフェ&レストランの床は銀行時の床材を再利用。

宿泊フロア、フロントのタイルをつなげて。
窓面には色つきの型ガラスをはめ込んでいます。

ルームNO.20のジュニアスイートに泊まりました。
天井高4.5メートル!!
北欧モダンと和をミックスしたインテリア。
インテリアコーディネーター、おさまりをじっくり見てあれこれ採寸するよねw

背の低い家具で高さを強調しながら、コーナーは曲線で包み込まれるようなやわらかさがあります。

ラグはスウェーデン「KASTHALL」(カスタール)のもの。畳みたいなデザインでおもしろい!
ソファは脚がバンブー、CKRのオリジナルデザイン。

すぐ隣が高速道路。
2重サッシで内側に木の窓枠。ざっくりとしたリネンのシアーカーテンと遮光カーテン。分割して吊っているので、部分的に開閉をすることができます。

スイッチは神保電器の「NKシリーズ」、かっこいい!ベッドスペース。
あえてベッドヘッドウォールにせず中央に配置、ファブリックでやわらかに仕切っています。
藍色のグラデーションのカーテンと月のようなイサム・ノグチの和紙照明。う〜ん、ドラマチックよね^_^

ベッドヘッドの後ろはデスク、チェアはマルニ木工。
奥が水回りになっています。

たぶん配管の勾配の問題もあって床を上げざるおえなかったと思うのですが、階段で上げて水回りをステージのように見せることでスペースを切り替えています。うまいなぁ♪

トイレを探しちゃったw
この一番右側の扉にありました。

ペンダントライト、普通はソファ側に吊るかと。和紙なので地震がきてもケガをすることはないでしょうけど、ベッドの上ってあまりやらないですよね?
奥に目線を通して部屋のアクセントの役割を持たせているのもありますが、夜になって納得。ベッドから見上げると月見のようで楽しい。
ちょっと電球が見えちゃうけどw

地下のビアホールもよかったです♪

階段を降りると、隠れ家のような空間。

カジュアルにリラックスできる海外のようなおしゃれホテル、おすすめです♪
そうそう、『荒井詩万オンラインサロン』内で部屋のゲリラLIVE配信しまして、メンバーさんと盛り上がりました!


こちらのホテルもおすすめです♪
ピカピカの新しく美しいホテルも大好きですが、既存建物を残して魅せるリノベーション、コンバージョンしたホテルに今とても心惹かれます。
インテリア発信でやってみた〜い^_^

建築×インテリア×アート、地域活性化にもつながるリノベーションホテル

コンバージョンであらたに生まれ変わるおしゃれホテル

コンバージョンであらたに生まれ変わるおしゃれホテル

宿泊した「KIRO広島」を紹介します。
整形外科病院をコンバージョンしたホテル、設計は田中裕之建築設計事務所。

コンバージョンは、建物の用途変更して再利用すること。既存施設を解体して新しく建てるよりも、コストがかからないし、環境にも優しいですよね。

こちらは3階にあるカフェ&バー。
なんと!もとリハビリ用のプールなのです!

ほら、プールの手摺りがそのままw

タイルも解体した時のまま利用。

家具はマルニ木工です。広島と言えばですよね♪

部屋はシンプルでコンパクト。使い勝手よし。

ベッドヘッドは造作、グレーにテラコッタカラーがアクセント。

このロゴ、文字のバックは先ほどのプールのタイルをデザインしたそう。なるほど〜!

夜はオンラインサロンのメンバーさんたちと。
プールがあったバー、その名も「プールサイド」にてフルーツサワーで乾杯!
あ、この前にも飲んでますw

古い建物のよさを生かしながら、既存とのバランスをとっておもしろい空間が生み出される。
先日の白井屋ホテルもそう。
使い続けていくって大切よね。

建築×インテリア×アート、地域活性化にもつながるリノベーションホテル

暮らすように泊まるリラックスホテル

Zentis Osaka』ゼンティス大阪に滞在中。
パレスホテル東京を運営するパレスホテルの新ブランド。インテリアデザインは、世界のラグジュアリーホテルのデザインを数多く手がける、イギリス「タラ・バーナード&パートナーズ」です。

ナチュラルな素材や色合いのインテリア。
肩肘張らない洗練されたカジュアル感と、ほどよいラグジュアリー感がミックスされています。
こちらは宿泊者専用ラウンジ。

床のタイルがかわいい^_^

部屋は「Corner Studio」です。
扉を開けると水回りスペース、引戸あり。

グレージュにマスタードカラーがアクセント!

奥のソファベンチ、下は引き出し収納に。

zoom打合せをしたり、コーヒーを飲んだり。
窓側のこのコーナーが気持ちいい!

クローゼットは扉なし、あえてのオープン。
この面だけ、壁紙を貼り替えています。
水回りの小さなコーナー窓が効いているなぁ。

1つ1つのエレメントが絶妙に計算されたコーディネート。この足し引きのさじ加減。好きな感じ♪
まるで暮らすようにくつろげる空間。

水回り、バスタブとシャワーブースはつながっています。海外ホテルだとバスタブとシャワーブースが離れていて、行き来が寒い時がない?笑
コンパクトで使いやすかったです。

ちなみに、インテリアコーディネーターはホテルの部屋に入ると怪しいわよ!笑
測りまくり、そこ?というディテール写真を撮りまくり、色々裏返して確認しまくります♪

建築×インテリア×アート、地域活性化にもつながるリノベーションホテル

前橋にある「白井屋ホテル」に宿泊してきました。
江戸時代から続く白井屋旅館が廃業。前橋出身のJINS代表 田中仁さん主導で地域活性化につなげるべく、その地にオープンしたホテルです。
2020年12月開業、とても気になっていました。

既存の外観はそのまま、前橋駅からの大通りに面したファサード。

その反対側には新たにつくられた空間。
まるでムーミンが住んでいるようなワクワクするデザイン。ブルーボトルコーヒーやベーカリーが入り、賑わっていました。

既存建物を活かしながら、新たな風をもたらすリノベーション設計は藤本壮介さん。
客室を大幅に減らし、1階のラウンジから4階吹抜けの大空間に。既存の梁と、螺旋階段やスロープを組み合わせ、そこにレアンドル・エルリッヒの光るパイプのアート。この方、金沢21世紀美術館の《スイミングプール》をデザインした人ね。

ラウンジの床は新たにレンガタイルが貼られています。レトロ感があってあたたかな雰囲気。

カッシーナ、フリッツ・ハンセン、ヴィトラ、アルフレックス、マルニ木工など色々な家具をミックス、ヴィンテージも使っていてこなれ感があります。

フロントには《杉本博司》さんのガリラヤ湖。
その他、様々なコンテンポラリーアートがあちこちに飾ってあって楽しい。

宿泊したのは一番広い14号室。
天井はコンクリートそのまま、壁は白塗装、床はカーペット&タイルです。

壁には《村田峰紀》さんのアート。

なんと!バスルームが一体化しています!
引き戸で開閉可能。開けると広々していてよい。

アートのように置かれたバスタブ。
その奥が洗面スペース、トイレと続きます。

カーペットとタイルの見切りはホワイトのスチール。

ファブリックデザイナー《安東陽子》さんのオリジナルデザインのレースカーテンが素敵でした!

テーブルライトはフリッツ・ハンセン。

こちらは《鈴木ヒラク》さんのアート。
クッションはクリスチャン・フィッシュバッハです♪

ホテルの方のご厚意で、その他の部屋を拝見させていただきました。
こちらは、ジャスパー・モリソンデザインの部屋。
静寂の禅の世界のよう。

建築×インテリア×アート。
わざわざ足を運びたくなる仕掛けを。
内から外へ、さらに地域活性へとつなげる。
インテリアから、たくさんの人を巻きこみながらもっと《広げる》ことができる。そんな可能性を感じるプロジェクトに、とても心惹かれます。
オンラインサロンではお話していますが、私が今やりたいことが色々詰まったテンション上がりまくりの空間でした^_^

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