インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

【事例紹介】碧の時間

江東区T様邸をご紹介します。新築マンション、トータルコーディネートです。
こちらの事例は、モダンリビング「第5回スタイリングデザイン賞」にノミネートいただきました。

Before
超高層マンション、窓からは海が見えます。

ご夫婦が大好きなモルディブのラグジュアリーホテルのようにしたいとのご要望。
キーワードは「海」「ラグジュアリー」「スイートルーム」「ミックス」。
コンセプトは『碧の時間』。
碧は緑に近い青緑色。
モルディブのきらめくグリーンブルーの海をリラックスしながら眺めるように。
また、“碧”はキラキラと輝く石の意味も。
ご家族やお友達と、ここできらめく碧の時間を楽しんでいただきたい。そんな想いを込めています。

モダンとプリミティブをミックス、ラグジュアリーなリゾートホテルをイメージしてブルーの濃淡をちりばめたインテリア。スイートルームのようにLDルームから廊下、寝室、トイレ、子供部屋まで全てがつながる空間を提案。
とても気に入ってくださいました♪

After
奥の壁紙を貼り替えました。
きらめく海面のような水色からグリーンがかったブルーの壁紙は「WALLQUEST」です。

1点ものの流木は、探しまくって見つけました!
なかなかないサイズとフォルムですよね。
美しい自然のライン。オーダー製作した引き出し付き鏡面コンソールには、シンプルにこれのみを飾って。
アイアンウォールアートと組み合わせたフォーカルポイントです。
大理石の天板とメタルの脚がスタイリッシュなダイニングテーブル「BOBOLI」、チェア「HOLA」はCassina(カッシーナ)
品のよいベージュグレーとブルーグレーの本革2色に。キッチンのモザイクタイルとも合います。

ペンダントライトは貝殻でできた「ファンシェル」。乳白色から透けるやわらかな光、風でシャラシャラと心地よい音を奏でます。

ダイニングテーブルの迫力に負けないようあえて大きめなタイプを2灯にして部屋のアクセントに。

ソファは同じくCassinaの「BOWY」、柔らかなカーブが美しい本革素材で後ろ姿もきれい。
TVボードはオーダー家具、コンソールと同じ鏡面。
こちらの壁は波模様のエコカラットを貼りました。

クッションは生地を選んでオーダーしました。美しい柄はOSBORNE&LITTLEです。

光沢感のある波模様の生地でシェード。床まで閉めることはほぼなく、景色を楽しみたいとのことでしたので、上げた時にちょうど窓枠上におさまるようにしました。裾にはHoulesのトリムをつけて。

波打ち際のようなラグ、ブルーを重ねています。

サイドテーブルはイタリアRiva1920の「GEPPO (ゲッポ)」、arflexで取り扱っています。
無垢のシダー材を職人さんの手で削り出して丁寧に仕上げられています。これは自然災害で倒れたり、保護林で発生する間伐材を利用しているそう。木そのものの質感ところんとしたオブジェのような存在感に一目惚れ。奥の流木ともつながり、モダンにプリミティブをミックスしました。


玄関ホール、そして廊下。
アクセントの壁紙は「KHRÔMA」。
玄関にはラタン皿を5枚オブジェのように飾り、LDKのイメージにつなげています。廊下の突き当りは暗かったのでウォールウォッシャーライトを1灯追加してブルーのグラデーションが美しいアートを。

トイレは海の中!
魚たちの泳ぐ「 HARLEQUIN」壁紙に貼り替え。

マスターベッドルームはベッドヘッド側に珊瑚が並ぶ「Sanderson」の壁紙、ブルー濃淡のドレープ&レースカーテンです。

天井には雲の壁紙、カラフルなカーテンでワクワクするキッズルーム。爽やかでかわいい^_^

新築マンション、大きな間取り変更はせずにインテリアコーディネートで全ての部屋がつながるスイートルームのような空間となりました。
「どこにいても心地よくて。荒井さんにお願いして本当によかったです!」とT様。ご家族やお友達と碧の時間を楽しんでください♪

【追加】
完成後、お客様からいただいた写真。
ママ友を招いてランチ会をされたそう。
まさにコンセプト通り、きらめく“碧の時間“をこの空間で楽しんでくださっていて嬉しかったです♪

パースと事例を見比べてみました【4】

「パースと事例を見比べてみました!」第4弾です☆
日々のインテリアコーディネート業務では、お客様にプレゼンテーションをする時に手描きパースを描いています。内容の細かい部分は変更するところもありますが、ほぼ提案通り一発OK!そのパースと実際の事例写真を見比べるというシリーズでございます。
私はパースが上手なわけではありません(^^;
でも、描くことで空間の情報共有をしながら確認ができますし、CGにはないあたたかさがあってお客様がとても喜んでくださいます。大事に持っていてくださり、完成した空間と見比べて「わぁ、同じ!」とお客様がおっしゃると嬉しくなります♪
第1弾、第2弾、第3弾はこちら。

パースと事例を見比べてみました【1】


パースと事例を見比べてみました【2】

パースと事例を見比べてみました【3】


【ハンサムグレースルーム】 江東区K様邸

【ドレッシングラウンジ】中野区N様邸

【ゆるやかな時間―ベビールーム】横浜市I様邸

【のびやかに住まう箕面市O様邸

【フォークなひととき】世田谷区G様邸

【空と海のバーラウンジ】藤沢市I様邸

【ゆったりと過ごすノーブル空間】相模原市M様邸

いかがでしたでしょうか?
プランニング、オーダー家具・窓装飾デザインから小物セレクトまでトータルコーディネートさせていただいております。パースと事例を見比べてピピッときた方、新規ご依頼お待ちしております☆

【事例紹介】ゆったりと過ごすノーブル空間

相模原市M様邸をご紹介します。
小さなお子様が2人いらっしゃるM様。
海外インテリアのような、品のよいキラキラ感のある大人かわいいインテリアがお好みです。
華美になりすぎず、ご主人様もゆったりとくつろげるスペースにしたいとのご要望。

【Before】
隣接するお子様のプレイスペースを、LDルームとどうつなげるかが課題でした。

キーワードは「エレガントモダン」「品のよい」「キラキラ感」「大人かわいい」。
コンセプトは『 ゆったりと過ごすノーブル空間 』
モダンに大人のかわいらしさをプラス、品のよいインテリアを提案。とても喜んでくださいました!
お仕事や子育てに忙しい毎日、ご家族で、ご夫婦でゆったりと過ごすノーブル空間です。

【After】
白をベースにグレー、ピンク・パープルがアクセントのカラースキーム。

壁一面をダマスク柄に張り替えました。白なので圧迫感がなく、品のよい雰囲気に。

カーテンはフロントレーススタイル。
美しいレースがパープルのドレープカーテンに映えて夜も楽しめます。

照明はキラキラ感をプラス。

シーリングライトはアクリル材です。ガラス材だと重量があるので天井下地を入れる必要がありコストがかかってしまいますし、万が一地震があっても軽いので安心。
上部には既製のメダリオンをつけました。飾りの凹凸が陰影をつくり天井面が華やかに。また、ライトを取り付けた時に引っ掛けシーリングの厚み分が見えてしまっていましたが、メダリオンをつけることで隠す効果もあります♪

ソファはグレイッシュなパープル、グレーでもホワイトでもないこの色にこだわりました。プレイスペースへの動線を考慮して、ギリギリの幅でイメージのものをセレクト。オールカバーリングなので、万が一汚れてしまっても洗濯可能です。

大理石調テーブル、ご主人様も気に入ってくださり、ここでお酒を楽しんでいらっしゃるそう。

隣接するお子様のプレイスペースの壁面は、淡いピンクの壁紙に張替え。
家具は白で統一し、引き戸が開けている時にはLDルームからつながる空間。閉めれば、大人と子供のそれぞれのスペースに。

「荒井さんにお願いして本当によかったです!」とM様。お客様のその言葉が何より嬉しい♪
ノーブル空間で、ゆったりとお過ごしください。

【事例紹介】空と海のバーラウンジ

藤沢市I様邸をご紹介します。
江ノ島が一望できる高台の新築マンション。
グランドハイアット福岡の雰囲気がお好き。
「部屋にバーをつくるのが夢だった」というI様。
バーのあるホテルライクで落ち着いたインテリアにしたいとのご要望でした。

【Before】
窓から空と海が見えるリビングダイニングルーム。奥の洋室をLDルームと一体化しているので広い!ただ広すぎて、どう使うかが難しくお悩みでした。

キーワードは、「落ち着き」「ホテルライク」「スタイリッシュモダン」「バー」「ゆったり」。
コンセプトは『空と海のバーラウンジ』。
ホテルのバーラウンジをイメージした落ち着きと、きらめき感を加えたラグジュアリーなインテリア。
空と海を眺めながら、カウンターバーでグラスを傾けたり、食を楽しんだり、映画鑑賞をしたり。お2人で、またご友人たちと、ゆったりと楽しめる空間を提案。とても喜んでくださいました♪

【After】
ダークブラウンと黒を基調にパープルがアクセント。

じゃじゃ~ん!
I様のご要望通り、オリジナルデザインのバーが完成!
私もさっそくカウンターチェアに座らせていただきましたが、ちょうど座ると空や海が見えて最高(*゚∀゚*)
エアコンのダクトが見えないようにしたいのと、カウンターを支えるための壁を立ちあげまして、リビング側と同じ輸入壁紙を貼りました。(完成までの様子はこちら→バー完成までを見せちゃいます!

壁面にはクリスタルガラスに葉模様のシートを施したガラスモザイクタイル。ブラックとブラウンでシックですが、光沢感がスタイリッシュ。収納上部にはLEDライトを埋め込みました。
ダイニングチェアは「arflex」のフル-テ。パープルの濃淡の張り地で2脚ずつ。パイピングの色を替えて遊び心をプラス♪
キラキラときらめく「クランカー」。52個のクリスタルガラスのオーナメントを1つ1つつけていくのはなかなか大変でしたw←その様子はこちら

ペンダントライトと素材感をつなげたタッセル。カーテンも光沢感のあるファブリックに。リビングスペースです。存在感のある梁があり、どう見せるかを悩みました。奥のスペースには65型のTVを壁掛けにしたいというご要望。壁一面はブラックの壁紙でTVを溶け込ませ、シアタースペースのようなあえておこもり感のある空間にしました。
Christian Fischbacher」のラグです。
アートのような美しい色と柄に一目惚れ。お客様にお話したら「わぁ!素敵です♪」ということで即決。日本初納品となりました!
そして、こちらも一目惚れしました「Black pop」のクッション。ラグとの相性もばっちりです。
昼に夜に。
移りゆく空と海の色を眺めながら、ゆったりとグラスを傾ける。「空と海のバーラウンジ」でそんな大人時間をお楽しみください!


トイレは白い壁紙でした。
輸入壁紙に張り替え、大人空間に。

ドレッシングルーム。ANNA SUIのイメージ(*゚∀゚*)

ドレッサーはブラックに。
マルセル・ワンダースデザイン Kartellのきらめくスツールをコーディネート。

I様のドライヤーや化粧品などがぴったり入るように細かくデザインしています。

I様とご一緒にショールームで一目惚れした「Matthew Williamson」の美しいファブリックでプレーンシェードに。まるで1枚の絵のような存在感です♪

【事例紹介】フォークなひととき

世田谷区G様邸のLDルームを紹介します。
住まわれて約2年の賃貸物件、インテリアがいまいちなので素敵にしたい!とコーディネートご依頼をいただきました。

【Before】
とてもすっきりしているのですが色味がなく、家具の動線も少々使いにくいレイアウトでした。キーワードは、「リラックス」「ぬくもり」「ナチュラル」「カラフル」。
コンセプトは フォークなひととき』。
窓から空が見え、風の抜ける気持ちのよいLDルーム。ギャベなど民族的なぬくもりのある手仕事のもの、ご旅行先は島がお好きというご夫婦。
民族の“FOLK”とカトラリーの“FORK”、2つのフォークのあるインテリア。
ご夫婦がそれぞれ仕事をしたり寛いだり、お2人で食事を楽しんだり。お手持ちのものを生かしながら、ゆったりとフォークなひとときを過ごす空間を提案。
とても気に入ってくださいました♪

【After】
壁の一面は、賃貸物件ですのではがせる糊で既存の上から壁紙を貼りました。退去される時には現状回復が可能です。白い壁の時と比べ、色が入ることで空間が明るくなりました。
以前は入口を入って右側にあったダイニングスペースを、左側へ変更。キッチンからの動線もスムーズ、テーブルを円形に変更したので圧迫感がありません。
あえて小ぶりなペンダントライトにすることでカフェのような雰囲気に。
スポットライト2灯をプラスして照度を確保し、食をゆったりと楽しめるスペース。
新規に買い足した奥様用チェアは、お好みの張り地でオーダー製作。
ソファは木のぬくもりと抜け感のあるデザイン。
ダークな床の色が重すぎるので白系のラグを入れ、軽やかなラタンのサイドテーブルを組合せました。
カーテンは3色切替えのアシメントリーなデザインで、動きを出しています。
お手持ちの木のアートに合わせて、ピカソの鳥のアートをプラス。

もともとシャンデリアでしたが、インダストリアルな多灯シーリングライトに変更。

お手持ちのギャべはチェアシートに。
民族の“FOLK”(フォーク)を意識してあれこれ選びました。

ラグはべニワレン風。

クッションカバーにオールドキリム。
そして、こちらは“FORK”(フォーク)。
ご夫婦で、またご友人と一緒にフォークなひとときをお楽しみください♪

【事例紹介】のびやかに住まう

大阪 箕面市O様邸のLDルームを紹介します。
お子様がお2人いらっしゃる明るく楽しいO様ご家族は、本がとてもお好き。いつもリビングでそれぞれ本を読んでいらっしゃいます。シンプルですっきりしたインテリアがお好みとのこと。

【Before】
家具の色がちぐはぐ、モノが見えて殺風景で落ちつかないということでした。
打合せ中もお嬢さんがソファで読書中。

キーワードは「シンプル」「すっきり」「家族がゆったり過ごす」「北欧インテリア」。
コンセプトは『のびやかに住まう』。
インテリアイメージはスタイリッシュとあたたかさがミックスした北欧モダン。ご家族がいつも集まり、ゆったりと過ごせるのびやかな空間を提案。
とても気に入ってくださいました♪

【After】
家具もカーテンも全て新規にご購入されました。色を合わせた家具、両開きカーテンからシェードに変更。ライトやプランター、小物に黒を入れて引き締めて。どこに何を入れるかもご相談しながら収納を確保しつつ、全体的にすっきりしました。

ソファはご家族がゆったり座れるようにカウチタイプの大きなサイズに。脇には本を読まれるので、ルイスポールセンの「AJフロアライト」。

ヘリンボーン柄のグレイッシュブルーが品のよい壁紙をアクセントに。

カーテンも細かいヘリンボーン柄。

ラグは幾何学模様で空間に動きを出しています。

ダイニングチェアはYチェアを4脚。
シーリングライトは、ペンダントライト&スポットライトに変更。華やかな食空間になりました。

つややかでころんとしたデザインがかわいい、ルイスポールセンの「ドゥー・ワップ」。

ぬくもりのある木の家具とスタイリッシュなデザインの照明をコーディネート。
ご家族が集まるのびやかで居心地のよい部屋。
ここで毎日楽しく過ごしてくださいね♪


O様は著書をお読みくださったのがきっかけで、HPをご覧くださりお問合せいただきました。
嬉しいご感想にウルっとしちゃった。
喜んでいただけて嬉しい!ありがとうございました♪
↓↓
しまさんを送った後、家に帰り改めて劇的に180度変わった部屋を見たら、感動と嬉しさと感謝で涙がポロポロ出てきましたー。
壁紙の優しい色とマッチしたカーテンの色、素敵な小物類、上質な花瓶、憧れの椅子に照明、家族がすっかり寛いでいるソファを見ていたら、なんだか魔法にかかったような夢でも見ているような気分です!
空気まで綺麗になった気分です。
高級レストランに招かれたような、もしくはホテルに滞在している感じがして、まだソワソワしています!
あぁ、しまさんに出会えてよかった!
そして、気さくに何でもご相談出来る素敵な人柄で家族共々すっかり魅了されました。
私は自分の好みが分かず、大して伝えてもないのに、2回目の打合せでの提案の絵には、そうそうこういうのにしたかってん!とほんまに感動しました!
子供も、ばっちり好みや!しまさん素敵過ぎるとニコニコでした。出来上がりまで、何度もメールさせて頂きましたが、毎回疑問がすぐに解決でき、ドンピシャな物をチョイス頂き、楽しい毎日でした^_^


ちなみに、お子様部屋や書斎・トイレの壁紙変更、窓装飾変更もさせていただいています。
こちらは宇宙が好きな男の子部屋。ネイビーの壁紙、幾何学模様のダブルシェードに。

こちらは女の子部屋。プリンセスが好きだが、かわいい柄はいややとのこと。
淡いパープルの壁紙、カーテンは無地2色を切替えてキラキラのトリムをつけるデザインを提案。とても気に入ってくれました。小さいながら自分の好みがしっかりあって素敵だわぁ。

「Christian Fischbacher」展示ブース 空間プロデュース

11月20日〜22日、「IFFTインテリアライフスタイルリビング」@東京ビッグサイトにて、スイスのファブリックブランド「Christian Fischbacher」が創立200周年を記念して出展。
その空間プロデュースをさせていただきました。
オランダのインテリアブランド「moooi」の家具や照明と共にコーディネート!

全体コンセプトは『フォレスト』。
「妖しの夜 華やかな祝宴」、「清々しい朝 鳥のさえずり」、「癒しの昼 木漏れ日の森」の3つのシーン。
200周年のブランドの魅力を、新たな形で表現させていただきました。

【妖しの夜 華やかな祝宴】
200周年をお祝いするドラマティックな晩餐会。

色×色、柄×柄、品よくエレガントなクリスチャン・フィッシュバッハのファブリックと、エッジの効いたmoooiの家具やラグ、照明を組み合わせて。

上の花が咲き散るイメージで花びらを散らして。
ゴールドのキャンドルホルダーとLEDキャンドルは東京堂様にご協賛いただきました。

初代から現在まで歴代のCEOをフォトフレームに。

【清々しい朝 鳥のさえずり】
息を飲むような美しい壁紙とラグ、moooiの照明をコーディネート。

折り紙のように折られた鳥の照明。詩的で優美な壁紙にピッタリ♪

【癒しの昼  木漏れ日の森】
ペットボトルをリサイクルしてつくられたファブリック。エコやリサイクルというと素朴な感じがしますが、それを洗練されたラグジュアリーに昇華しているのがこのブランドのすごいところ。
高い位置から吊るしたファブリックが木々のよう。

Photo:Hirokazu Touwaku

展示の様子を動画でぜひご覧ください!
注)音が出ますのでご注意くださいませ。

 

最終日に午前・午後の2回、日本フィスバの方と一緒にミニプレゼンをしました。
どちらも40名様以上お集まりいただき大盛況。

なんと!!CEOマイケル・フィッシュバッハ氏とイタリア支社長もいらしてくださいました。田原社長と4人でパチリ♪

今回の空間プロデュースをさせていただくのに、とても意識したのが「ブランドを売る」こと。
200周年というChristian Fischbacherの素晴らしいブランドを、多くの人にアピールするのが目的。
そう、モノではなくブランドを売る。

ただ商品を並べて「いいでしょ?」では意味がない。
商品のよさを伝えるのはもちろん、今までとは違う魅力を引き出すために空間で魅せる。
そこでピンっときて、どうしても入れたかったのが「moooi」の家具と照明でした(≧∀≦)
ブランド×ブランドで、それぞれのよさを引き出しながら、ありそうでなかった価値ある空間をつくる。
なかなかチャレンジではありましたが、日本フィスバの皆さんのチームワーク、moooiや東京堂の皆さんのご尽力があって完成しました!

単体ではなくトータルコーディネートで「ブランドを売る」「商品をより魅力的に見せる」につながると思う。コンセプトとストーリーを形に。
インテリアコーディネーターだからこそできることなのではないでしょうか?
この度はありがとうございました!

【事例紹介】ブリリアントルーム

大阪市I様邸をご紹介します。
新築高層マンション、床材はすでに石に変更されていて、イメージに合うよう壁材を含むトータルコーディネートのご依頼をいただきました。とってもおしゃれなご夫婦は、生活感のないホテルライクなスタイリッシュで品のよいインテリアがお好み。
キーワードは「シンプル」「上品」「スタイリッシュ」「ホテルライク」。
コンセプトは『ブリリアントルーム』。
高層階からのすばらしい景色を楽しみながら、毎日の暮らしが輝く空間です。

【Before】
白いビニル壁紙でした。

【After】
コンセプトの“ブリリアント”からつなげた美しくつややかな光沢のあるタイルを大胆に貼りました。

ソファ横、TVを取り付けた壁面は輸入壁紙に変更。

ベルギー「OMEXCO」オメクスコの壁紙。

グレートーンの大理石調なタイルは600角、品よくグレード感をアップ。
大判で正直ドキドキでしたが(笑)、壁紙と一緒にとても素敵に仕上がってホッとしました♪

脚が美しいデザインのダイニングテーブル、チェアは「Calligaris」カリガリス。

当初は他メーカーの大理石天板を考えていましたが、まだお子様が小さいこともあり、使い勝手を考慮して大理石調セラミック天板に。壁面タイルと色を合わせて。チェアは本革です。

お手持ちの「Molteni&C」のソファの存在感に負けない「OSBORNE&LITTLE」「JAB」の美しいファブリックでクッションをオーダー。色やサイズ、様々な質感を重ねて動きを出しました。

動線を考えてラグは楕円形をサイズオーダー製作。

窓装飾はグレーの濃淡でダブルシェードに。どちらも品のよい光沢感。

「素敵な空間で暮らせて幸せです!荒井さんとご縁をいただくことができてよかったです」と奥様。
こちらこそ!大阪なので交通費をいただくことになりましたが、私を見つけて信頼しご依頼くださったことに感謝致します。輝く笑顔で、ハッピーな毎日をお過ごしください♪

追記、こちらはお子様部屋。
気球柄が大人かわいいカーテンです。

トイレは壁・床材を張替えました。

動物の毛のようなデザインの壁紙は「ELITIS」、サンゲツの取扱いです。既存扉に合わせて、少しベージュ寄りのグレーに。

【事例紹介】ギャラリーのある家

町田市S様邸を紹介させていただきます。
ondesign 西田司氏設計住宅。パブリックとプライベート空間をつなぐギャラリーがあります。
主に玄関ホール、LDKのアートやディスプレイ小物まで含むインテリアコーディネートご依頼をいただきました。

キーワードは、「上質感」「ギャラリー」「遊びのある」「くつろぎ」。
コンセプトは『ギャラリーのある家』。
玄関ホールは‟静“のスペース、扉を開けると迫力のある吹抜けのLDK、‟動”のスペース。
‟静‟から‟動“、さらに奥へとつながっていくドラマティックなギャラリーのある家です。(現場の様子

FIX窓からの光が入る玄関ホール。
奥のギャラリーへとつながる導入部分、適度な緊張感を出したいと考えました。‟静“のスペースです。
凛とした佇まいの「CARL HANSEN&SON」CH36を置きました。
空間を引き締めますし、荷物を置いたり靴を履く時にも便利。1つ1つ丁寧につくられたチェア。

まるでアートのような吹きガラス&陶器のウォールライト。
イギリス「
Curiousa & Curiousa」の「SIREN」、日本で初施工です!
吹きガラスと陶器の組合せは自由。お客様とご一緒にショールームで選びました。
正面からも横からも、点灯時も美しい~♪

絵を飾りたいというご要望でしたが、空間のバランスを考えボリュームがありながらもマットゴールドであまり主張がなく、間接照明が入るので陰影を楽しめるウォールアートを提案。部分的にミラーになっています。ご採用いただきました!
扉を開けると、オリジナルなブルーのキッチンがアクセントのLDK。

圧巻の天井高5m吹き抜け、タイルを貼った壁面が迫力があります。

中庭に面したリビングはTVに対面するだけでなく、庭や空を眺めたり、気分を変えて1人で本を読んだりできるようフレキシブルなレイアウトの「arflex」ソファに。ファブリック張りと革張りを組み合わせて、遊びをプラス。

ヴィンテージ絨毯のパッチワークラグ、「HARLEQUIN」と「MANAS」の生地でつくったクッションカバー。「ASPLUND」の天然木スツールをサイドテーブルに使用。ハンドメイドなものを組み合わせて、上質感がありながら肩の力を抜いてリラックスできるインテリアに。‟動”のスペースです。

ソファの背面にはリビングテーブルを置き、小物やお手持ちの本をディスプレイ。どこから見ても表裏がないものをセレクトしています♪

ダイニングテーブルとチェアも「arflex」。ペンダントライトは「TOM DIXON」を3灯。ちなみに、このライトは手作業で内側をまわしながら1つ1つ打ち出して手づくりされています。

チェアの張り地は2色に。ここにも遊びをプラス。

奥の壁面は質感のよい「PORTER’S PAINTS」、モダンアートのポスターが映えます。

プライベート空間へとつながるギャラリー。ご夫婦が趣味で集めていらっしゃるものが並びます。

フロアー全体がギャラリーのような空間。
S様が「思い描いていた以上の空間になり大変満足しています」と喜んでくださりホッとしました。ご家族やお友達と楽しい時間をお過ごしください!

こちらの事例は、モダンリビング「第4回スタイリングデザイン賞」シルバープライズ(銀賞)をいただきました!
↓↓

モダンリビング 第4回スタイリングデザイン賞銀賞をいただきました!

設計された建築家 西田司さんとのトークショーの様子はこちら。
↓↓

「JAPANTEX2019」トークショー

『インテリア日和』放映を終えて~大人も子供も楽しい さわやかなリラックス空間

テレビ東京「インテリア日和」の放映が終了。
ご夫婦と元気な3人のお子様がいらっしゃるご家族。ご紹介させていただきます。

【Before】
L型のリビングダイニングスペース、家具をどうレイアウトしていいのかがわからず、お子様用のマットが目立つがらんとした印象でした。

【After】
家族みんながゆったり座れるソファを部屋の中央に、奥への動線もスムーズなサイズ。
ご主人様がゆっくりお昼寝をしたいと言っていたので、座面を引き出すとベッドにもなります。
キッチン横にはキャビネットを3台置きました。お皿やカップ・保存食などキッチン関連や、文房具や薬、書類など必要なものが全て入る大容量の収納です。
前は天井までのTVボード収納。圧迫感があったのと、上の方の収納は手が届かずほとんど使われていませんでした。なので、こちらのカラーボックスを連結させ、お子さんたちのおもちゃや衣類などを収納。手が届く高さなので取り出しやすいですし、低くなったので圧迫感もありません。壁面にはアートとグリーンで華やかに。
グリーン、イエロー、ブルーがアクセントのさわやかなインテリア。

天井からのガラスベースやおしゃれな金魚鉢にはブルー系のビー玉を入れて。ジメジメした梅雨時から夏にかけて涼やかです。

大人も子供も楽しい、さわやかなリラックス空間。
ご家族みんなで寛いでくださいね♪

最後のセリフ「これで、完成です!」笑

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