インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

【London 7 】 Ham Yard Hotelで至極のアフタヌーンティー

ロンドン滞在レポートNO.7!ラストです。
kit kempデザインの最新である「Ham Yard Hotel」にも行きました。
エリザベス女王陛下がいました(笑)
アフタヌーンティーと食事を楽しめるレストラン。カラフルなコードがかわいい照明。以前東京ビックサイトで開催された「LED NEXT STAGE 2016」でもこんなイメージで展示を考えたなぁと思い出しました。
わ、このバーのアニマル柄壁面!「楽天インテリアトレンド2017-2018」の「アフリカンパンク」の壁紙に似てない?やはり滞在レポート4でも書きましたが、彼女のデザインにはアフリカンなど民族柄が入っています。
アフタヌーンティー、2段目にサンドイッチ、3段目にスコーン。
けっこうなボリュームで食べきれなければお持ち帰り用箱に入れてくれます。想像上の動物たちが描かれたこの食器がかわいいなぁと思ってどこのものかを聞いたら、Kit KempとWEDGWOODのコラボ商品で日本でもネット購入可能。デザイナーだけでなくホテルオーナーでもあるKit Kempさん、しっかりビジネスにつなげていた。それって大切よね。

研修でご一緒した方がこのホテルに宿泊されていてお部屋を拝見させていただきました。
あれ?意外とシンプルな印象。ベッド足元のスリット部分にピンクを入れているのがおしゃれ。

おもしろかったのが壁紙の継ぎ目にリボンを貼っていたところ。デザイン性はもちろんですが、継ぎ目が剥がれてこないようにという目的もあるのかしら?

7回に分けてお届けしましたロンドン滞在レポート、いかがでしたでしょうか?
その他、美術館に行ったり、お買い物したり、食事を楽しんだりと女子旅満喫。そうそう、「レ・ミゼラブル」が当日チケットで良席がとれて観劇し、本場の一体感のある劇場で圧巻のパフォーマンスを堪能。最後はスタンディングオべレーション!泣きました。
ということでインプットしてきたことを、またしっかりアウトプットしていきますよ~♪

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【London 6】大人の色気を感じるTom Dixonデザインホテル

ロンドン滞在レポートNO.6!
今回の旅のテーマは「ホテル」。KLC School of Design研修 の内容もそうでしたし、色々見てみたくて3つのホテルに宿泊しました。研修中は移動が大変なので4泊はサウスケンジントンの「The Bailey’s Hotel London」、Victoria and Albert Museumの近くで立地もよくこじんまりとして心地のよいおすすめのホテル。1泊は滞在レポート3でご紹介したkit kempデザイン「Haymarket Hotel」。そして、もう1泊したのがこちらのTom Dixonデザイン監修「Mondrian London Hotel」です。

テムズ川沿いのクールモダンな外観。銅製の突きだした部分がそのまま中へとつながります。
ゴールド、鮮やかなブルー、そしてブリリアントピンク。これがホテルカラー。
あれもこれもぜ~んぶトム・ディクソンデザイン。
デザインコンセプトは「船」、まさに水面に浮かぶ美しい銅製の船のようなレセプション。スタッフはカジュアルなブルーのシャツとデニム。皆、スマートでかっこいい♪
うわぁ~!!!と思わず声が出ました。トム・ディクソン特有の艶っぽい曲線の美しさ、奥のレストランへと誘う光のライン。
テムズ川が大きな窓から見えるレストラン、朝食をいただきました。日本人観光客は1人もいなかったな。宿泊者だけでなく近辺のビジネスマンがランチをしていました。

客室です。白ベースにグレー、そしてブリリアントピンクがアクセント。
もちろん、あれもこれも一目でわかるトム・ディクソンデザイン。
モールディングをまわしたシンプルなグレーの収納ですが開けるとピンク!閉めた時にちらりとピンクが見えるのが粋。このデザイン、絶対私もつくりたい!笑壁面のペイントアート、そしてメモやキー。徹底してアクセントのピンクが効いています。屋上のバー&ラウンジ「Rumpus Room」ではロンドンの夜景を一望できます。ちょうど金曜日の夜に1杯飲もう!と行きましたが、クールな人たちの社交場になっていて大盛り上がり。残念ながら写真がないのですが、めちゃめちゃかっこいいのでぜひHPをご覧になってみてください。大人の色気を感じるスタイリッシュホテル、おすすめです!

【London 4】人生を豊かにするインテリアデザインのパワー

ロンドン滞在レポートNO.4!
滞在レポートNO.3の続き、「Haymarket Hotel」のパブリックスペースです。
グランドフロアーにあるレストランは鮮やかなピンクの壁が印象的。ここのレストランがとっても落ち着きまして、夕食はもちろん、1人ランチもしちゃいました。奥の一番右側の席が定位置。ゆったりとした音楽が流れ、窓から街行く人を眺めながら寛ぐ。これだけ色や柄を使っていても、チェア張り地や柱の布壁紙にアフリカンな柄を入れることで尖がりすぎないあたたかさがあります。

Kit Kempさんは犬好きで、このレストランの”オスカー”という名前は前に飼っていた犬の名前なんだそう。チェアの背面にずらりと犬が並ぶかわいいデザイン、フェルト生地でピンクの縫い目をラフに見せて。小さなかわいい女の子が1匹ずつ数えていました(笑)
トップライトのあるスペース。グリーンとブルーでまとめられたさわやかなインテリア。
普通ならモダンなテーブルや照明を組み合わせてしまうところ、あえて民族的なデザインを合わせる。フラワーベースも素朴で艶のないぼてっとしたもの。各部屋もそうでしたが、すっきりとしたモダンなものとどこか懐かしい民族的な柄やデザインの絶妙なアンバランスさが彼女のデザインの魅力かと。ラグジュアリーですが片肘張らないエクレクティック(折衷)スタイル。
このテーブルライトのシェード&トリム、右側のライトのベースデザイン。萌えまくりました(笑)
ライブラリーです。はい、素敵。イケメンスタッフが「マダム、お好きな場所でお茶をいかが?」と言うのでここでお茶をいただきました。あれこれインテリア談義に花が咲く。
全て柄は違いますが色はネイビー・赤・黄がアクセント。やはり3色をリンクさせていますね。
と、色々見てきましたが一番私が心魅かれたのがこちらのお部屋。結婚式やパーティーなどが行われるスペースとのこと、ラグジュアリーアフリカンといったイメージでしょうか。アイボリー、グレーにラグ・小物・花にほんの少しレッドを効かせています。気品に溢れた息を飲む美しさ♪
トイレにはFornasetti(フォルナセッティ)の壁紙。鏡があるので奥行き感がありますね。
いかがでしたでしょうか?この世界観をそのまま自分のお家のインテリアにというのはちょっと難しいですよね。バッググラウンドが違いますから。私たち日本人は“侘び寂び”の文化、引き算のデザイン。一方、ヨーロッパは足し算のデザイン。
でもね、色や柄、そしてデザイン。インテリアのパワーはこのホテルのように訪れる人を思わず笑顔にしてしまいます。白い壁に色をつけてみる、素敵な壁紙を一面に張ってみる。カーテンにこだわってオーダーデザインをしてみる。少し高価でもお気に入りの家具を大切に使う。ちょっとのことで、日々暮らす空間が見違えるように生き生きとしてきます。インテリアのパワーは人生を豊かにする、Kit Kempデザインを体感して改めて感じました。

【London 3】憧れのkit kempデザインホテルに泊まる

ロンドン滞在レポートNO.3!
以前目にしたこちらのサイトでのKit Kempさんのインタビュー記事。
「確かに私は、どの部屋もどこかユニークさを感じさせるものにしたい、しかも、人の好奇心を掻き立てるようなものにしたいって考えていますね。ホテルを訪れるというのは、ちょっと冒険に出たような体験であるべきだと思うんです。実際それは、家庭でも実現したいもの。これまでに出た旅の経験や、目にしてきたことなんかを(インテリアデザインに)取り入れ、そこに例えば、買ったブランケットを椅子にして置けたら、より個性的な空間になりますよね。」

私はどの国を訪れてもホテルの部屋を開ける瞬間のワクワク感が好きです。
それは冒険。日常から非日常につながるような高揚感。
その体験や経験を自宅のインテリアに取り入れて、より個性的な空間に。そう!そうなのよ!とうなずき、彼女がつくり出すインテリアの写真を見て度肝を抜きました!
カラフルで華やか、でも品がよくてリラックスできる。私自身が好きで目指すコーディネートだ。
というわけで、今回はどうしてもkit kempデザインのホテルに泊まりたい!と思っていました。

上質で素敵なホテルばかりのロンドンで、現在まさに“旬”なのが「Firmdale Hotels」(ファームデール・ホテルズ)グループのホテル。ロンドンに8つ、NYに2つ展開しています。共同経営者でもあり、その全てのインテリアデザインを手掛けているのがKit Kemp(キット・ケンプ)です。ホテルの立地やサービスはもちろんですが、私のように彼女のデザインを目当に宿泊したい!と思う人がたくさんいることでしょう。なんと御年60歳ですって!見えない!衰えるどころかそのセンスが進化し続けているのもすごくて憧れちゃう。

宿泊したのは、ピカデリーサーカスに近い「Haymarket Hotel」(ヘイマーケット・ホテル)。
今回はお2人のインテリアコーディネーターの方と旅をご一緒しまして、それぞれ部屋を予約。なので一度に3部屋のインテリアを見ちゃうという。もう興奮しすぎて鼻血が出そうになりました(笑)
というわけで、3部屋をいっきにご紹介しちゃいます。

【ROOM1】
私の宿泊したお部屋です。グレーとオレンジがアクセント。

柄に柄を重ねながらバランスのとれたカラースキーム。壁は布クロス、デニムのような風合い。
Kit Kempの特徴であるベッドヘッドボード。ファブリック張り、スタッド(鋲止め)。
これを見て、みんな「絶対オリジナルでベッドヘッドボードつくりたい!」と思うはず。私たちも具体的にどこのメーカーや業者さんでつくれるのか、コストはどのくらいかを話合いました(笑)

チェック柄の1人掛チェア。上部のオレンジはベッドの足もとにあるオットマンの同じ合革素材。
オットマンの上にポーターがトランクを置いていたので、基本的にここで荷物を広げることを想定しているのでしょう。(私は床に広げちゃったけど・笑) 人が触れることが多い部分を合革素材にすることでデザイン性はもちろん、耐久性やメンテナンスなどの機能性も考えられているなぁと感じました。(と、感じていたら他の2部屋は普通にファブリック張りだった・汗)
窓まわりです。機能的なロールスクリーンと装飾としてのカーテンのコンビ。カーテンボックスはなし、装飾カーテンレールもなし。上部をカーテンと同生地でくるみレールを見せないようにしていました。カーテンの裾は5㎝くらい長め。このちょろんとした長さがエレガントすぎずモダンすぎないちょうどよいデザインに。これいいなぁ。日本だと「採寸間違えちゃったかしら?」になりそうなので、お客様にはこの画像を見せてプレゼンしよう(笑)
裏は一枚綿を入れて、遮光裏地を縫いつけてあります。けっこうざっくりとした手縫いでした。

水回りは、予想外にシンプル。2ボウルでシャワーブースとバスタブがあり機能的。
バスタブのエプロン部分、ここに木を使って照明を埋め込んでいるところがさすがでした。

クローゼットの中、置いてある小物類も色が統一されています。
Firmdale Hotelsのシグネチャーであるトルソーのロゴがついたランドリーバッグ。ちなみにこのトルソーはどのお部屋にもファブリック張りで置いてあります。

【廊下】
さぁ、他のお部屋も見せてもらいにいきますよ!廊下の壁紙もかわいい。こちらは紙クロス。

部屋の案内プレートもかわいい。

【Room 2】
イエローとネイビーがアクセント。どの部屋もベッドは高さ70cm、かなり高めですね。

ベッドヘッドやチェアの柄が大人っぽい雰囲気。

こちらはソファです。アートと照明、クッションの色がリンクしています。

フリンジつきカーテン、やはりこのちょろんとした絶妙な長さがよい。
ROOM1では壁掛けTVでしたが、こちらはTVボード。ベッド側、ソファ側両方から見れるよう天板が回転するオリジナルデザイン。【ROOM 3】
レッドとネイビーがアクセント。どの部屋もFLOSのペンダントライトでした。
ベッドヘッドボードは直線ライン。壁紙のストライプに合わせてシャープに。

こちらもソファ。ミラーをアートのように飾ってあり、空間がより広く感じます。

柄に柄を重ねていますが、基本的に使っている色はレッド・ネイビー・ゴールド。
色を3色にしぼることですっきりとまとまっています。このファブリック合わせ、かなり計算されているのがわかります。そして、カーテンに皆で大興奮!切替えの間に革をパイピングで入れているの。いちいち素敵すぎる♪

【London 2】160年前の建物をリノベしたクールなブティックホテル

ロンドン滞在レポートNO.2!
KLC School of Design研修で訪れたのは、1852年に建てられた公営住宅をリノベーションしたブティックホテル。『Artist Residence LONDON』、“LONDON Hotel Of The Year”Cesar Award 2016にてGood Hotel Guideに選ばれています。オーナーの方からオープンの経緯や詳細をお聞きしました。
今から160年前の建物、改装前はボロボロで1Fから空が見えたそう(笑)
何がすごいって、このリノベーションをインテリアデザイナーは入れずに全て若いオーナーご夫婦が自分でデザインしているところ。施工はもちろん業者さんが入っていますが10部屋あるインテリアは全て自分たちで考えセレクトしているのです。全くの素人ながらその審美眼がすばらしく、ロンドンのインテリア文化の底力を感じます。4部屋を見せていただきました。

【ROOM1】
グレーにブリリアントピンクのアートがぴりっと効いた部屋。家具はユーズドのものが多いそう。
どこで探すのかを聞いたらインターネットオークション「eBay」ですって。

お酒やグラスは壁掛けに。水回りへの扉、こうきますか!笑  【ROOM2】
こちらはややクラシックなベッドヘッド。
合わせるのはエッジの効いたキャビネットやアート。黒電話もいい味を出しています。

うわ!水回りのタイルがかわいい♪
【ROOM3】
ラスティックなレンガはそのまま使い、冷蔵庫を置いています。鹿のアートがある!笑【ROOM4】
この鹿の角の照明もすてき!

レンガと古木を合わせた水回り、ベッドスペースからオープンです。日本だと湿気のことを考えてしまいますが、そんなことは気にしないのね。
【パーティースペース&トイレ】
どれもフォーマルすぎず肩の力を抜いて寛げる空間。ラスティックな素材、アートのあるアーティスティックなインテリア。インダストリアルで男前なインテリアは日本でもここ数年ブーム。そこにアートや小物でエッジを効かせる手法はぜひ取り入れたいと思いました。

包み込まれるように眠るベットルーム

3月オープンの『エクシブ湯河原離宮』に行ってきました。
“琳派モダン”がコンセプト、ベッドルームも黒に金と銀をプラスしたカラースキーム。色は抑えめですがかなり凝ったデザイン、ベッドヘッドの曲線とライティングが効いていますよね。

この壁、どうやってつくってるの~??
建築士の夫によれば
曲面施工が容易な「FGボード」だそうです。このやわらかな曲線が包み込まれるような安心感があり、よく眠れました。
ベッドヘッドは凹凸のある和紙のような淡い金色の壁紙。照明に照らされ陰影が美しい。
左右の壁とは目透かし( 二つの部材の接合部にすき間をあけておくこと)で納めたディテール。うわ、これ大工さん泣かせだったでしょうね(汗)
デザインを考えた方もすごいけど、つくった方もすごい!

温泉、緑、美味しい料理。幸せな時間でした。さぁ、また頑張ります♪

【Firenze1】 5ッ星ラグジュアリーホテルに泊まる

イタリア滞在レポート7!
ミラノ中央駅から鉄道ITALOでフィレンツェへ。
サローネ期間中はミラノ市内ホテルの金額が通常の3倍くらいになっていましたし、毎日朝から夜まで外出していたのでスーペリアクラスの「Starhotels Anderson」に宿泊しました。(モダンな内装で駅から近くとても便利でしたのでおすすめ!)
でも、フィレンツェは素敵なホテルでゆっくり寛ぎたいよね~ということで…
宿泊先に選んだのは「The St. Regis Florence」(セントレジスフローレンス)、5ッ星ラグジュアリーホテルです。18世紀の貴族の邸宅を改装してつくられた「グランドホテルフィレンツェ」が、2011年に「セントレジスフローレンス」として新たに改装してオープン。アルノ川沿いに面し、ウフィツィ美術館やサンタ・マリア・ノヴェッラ教会にも近いフィレンツェの中心に位置します。
一歩中に足を踏み入れた瞬間、「きゃ~!!!」と思わず声が出る素敵な空間。

奥のデスクでチェックイン。スタッフの皆さんはとてもにこやかに丁寧な対応で心地がよい。
クラシックとモダンのミックスするラグジュアリーなラウンジスペース。
さぁ、部屋に向かいます。階段や廊下の色合いが落ち着いていて品がよい。
この奥が部屋です。鍵を開けて中に入る時のドキドキワクワクが大好き。

入った瞬間、また「きゃ~!!!」(笑)
白・グレーをベースに、赤・黄・青がアクセントカラー。

ベッドヘッドはトリムを使ってオリジナルデザインに。

窓装飾はシアーカーテン、ストライプの遮光裏地付両開きカーテン、装飾用両開きカーテンの組合せ。

キャノピー(ベッド上の装飾天蓋)、カーテン、カーペットとパーフェクトなカラースキーム!鮮やかなロイヤルブルーのベルベッドクッションが効いています。

ベッドヘッドと左右の壁はモールディングをまわしてファブリック貼り、トリムもまわしてあります。おさまりがきれいだなぁ。ライトグレーのテクスチャーが美しいファブリックは、クッションのパイピングやベッドヘッドの装飾トリムと色をリンクしているのでお部屋全体がつながりますし、ファブリックのやわらかさが心地よい空気感をつくっていました。ここにグレーを入れたことで品よく、アクセントカラーが引き立つようにまとまっているのだと思います。
空調の吹き出し口もひと工夫。セントレジスのマーク入り、天使ちゃんがいます。
洗面台は2ボウル、バスタブと別にシャワーブースあり。ミラー貼りなのでとても広く感じます。
窓からはアルノ川の美しい景色が見えます。朝に夕に変わりゆく街の色を楽しみました。
そして、こちらが有名なホテル内「Winter Garden by Caino」。ミシュランの星付きレストラン。
吹抜けの天井にはステンドグラス、ゴージャスなシャンデリアにうっとり。
朝食は上階、バルコニーの席に座りこの空間を見下ろしながらいただけます。(アメリカンブレックファーストスタイル、具をセレクトして目の前でつくってくれるオムレツがとても美味しかった!)
夜はピアノ生演奏でカクテルを飲みながら、大人な時間を楽しみました。

素敵なスタッフに「あなたの写真を撮らしていただけますか?」と聞いたら…
「待って!カウンターでシェイクしているところがいいよね?」とノリノリな彼。Grazie!笑
滞在は2泊、とても優雅で豊かな時間を過ごしました。
人はもちろん、空間のホスピタリティって大切だなと改めて思います。
昨年行ったハノイ「Sofitel Legend Metropole Hanoi」が今まで宿泊したホテルの中で一番でしたが(滞在レポートはこちら)、それに並ぶ心地よい空間でした。

【Milano 6】 洗練のハイエンドホテルでランチを楽しむ

イタリア滞在レポー6!
インテリアを学びながらも、ハイエンドホテルでゆっくりランチを楽しみた~い!
ということで2つのホテルをご紹介します。

■ BVLGARI HOTEL MILANO
ミラノ市内中心部から少し奥まった場所にひっそりと佇む18世紀の建物を品よく改装したホテル。
エントランスから中に入るとラウンジ。シンプルモダンな上質家具。
明るく緑豊かな中庭にあるレストラン。風の音、鳥の鳴き声を感じる都会の中のリゾート。
ここ!ここ!ここに来たかったのです~♪
そして、レストランで食事をする男女が皆ハイセンス!思わず見惚れるかっこよさの方ばかり。マダムもハイヒールでかつかつ歩いていてほんと素敵☆
ブルガリホテルの中庭でスプマンテ!これを楽しみに仕事を頑張ったと言っても過言ではない(笑)
サラダや前菜・パスタなど4種類のプレートが並ぶランチボックス。どれも美味しかったです♪

ちなみにブルガリホテルに行ったのが初日のランチ、まだインテリアショップもミラノサローネ会場も全く見ていない時。まずはここから!あはっ(笑)
12:30からランチタイムですが、私たちは少し前に到着。先に席に通されゆっくりスプマンテを楽しんでいる間にどんどん人が入って来ました。ランチに行かれる方は早めがおすすめです。

■ Armani Hotel Milano
地下鉄モンテナポレオーネ駅からすぐのロケーション。
1Fからエレベーターで最上階に上がり一歩足を踏み入れると、そこは都会の喧騒の中にありながらラグジュアリーで静謐な空間が広がっていました。もちろんジョルジオ・アルマーニ自身が全ての内装デザイン・監修をした「Bamboo Bar」です。ここで軽いランチを楽しみました。
アルマーニの世界観そのままのカラースキームと、ラグジュアリーな素材感。
洗練された空間からはミラノの街を望めます。
テーブル、カトラリー、ナプキン。この絶妙な色合わせにしびれる!
この日はビール!旅行中の昼間に飲むビールっていつも以上に美味しく感じる(笑)
アルマーニホテルはランチ時間よりも遅かったので空いていました。
スイーツも美味しいそうなので、行かれる方はぜひ!

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