オープンしたばかりの「ザ・カハラ・ホテル&リゾート横浜」に宿泊してきました。お部屋レポートです!
ハワイの名門ホテルのグローバル展開第一弾ですが、ハワイのあの雰囲気は全くなしw
ラグジュアリーモダンなインテリア。モノトーンにパープル、ゴールドがアクセントです。ベッドは窓に向けて配置され、ベッド後ろが水回りのレイアウト。
デザイン性の高いベッドヘッド。
ボルスタークッションは2色で切り替えて製作。
デスクも窓に向けて配置。
いいわぁ!1週間くらい滞在して、ここで執筆したい。
素材、おさまり、寸法。隅々までチェック!
ハワイのカハラホテルといえば、お土産にも有名なマカダミアナッツチョコ!プレゼントいただきました♪
水回りへの建具。オリジナルデザインね。
洗面スペース、白黒のタイルで部屋のイメージをつなげたモダンな空間。2ボールで使いやすかったです。
ちなみにミラーの中央下にある黒い部分がTV!ミラーと一体になっていてスッキリ。
ジュエリーボックスのような中にアメニティが入っています。かわいい!
ベッドに寝転ぶと外が見えるのは気持ちがいい。
朝食はインルームダイニングに。
母と2人、ラブラブ新婚さんみたいw
ゆったり過ごせていい時間でした。おすすめです!
【京都 3】Aman Kyoto October 21, 2020
“今”の空間を感じるのにホテルは必見!
今回の京都は宿泊したり、アフタヌーンティーをしたり、ルーフトップバーで飲んだり。
エースホテル京都、ノードホテル、アマン京都、リッツカールトン京都、パークハイアット京都、ホテル青龍。友人のパーフェクトなご案内のおかげで行きたかった最新ホテルを制覇できました。
宿泊はしませんでしたが、「Aman Kyoto」でアフタヌーンティーを楽しみました。番外編w
山に囲まれた豊かな自然の息づく森の中、ひっそりと世界に名だたるラグジュアリーホテルがあります。
なんと土地購入は20年前!西陣織の名家が所有して織物美術館を作る予定で造園していた土地を、ケリー・ヒルが気に入ったそう。20年の構想を経て、満を持して生まれたホテルの木々や苔庭は自然のまま。景観に溶け込むように建てられています。オールデイダイニング「ザ・リビング パビリオン」、ここでアフタヌーンティーが楽しめます♪
すべての家具と照明はオリジナルデザイン。ソファのクッションは西陣織。モダンな重箱に”和”なスイーツやセイボリーが入っています。シャンパン付きにしちゃった♪栗、りんご、洋ナシ、芋。
季節を感じるかわいいスイーツ。スコーン、そして目の前で焼き上げるお団子。たれを選べます。最後に抹茶のお点前がありました。暖炉に火が入り、コーヒーは外でいただきました。
風の音と鳥の声しかない静寂で贅沢な時間。心身ともに浄化されました(*^^*)
今回宿泊したホテルはこちら↓
【京都 2】Ace Hotel Kyoto October 20, 2020
2日目。
6月にオープンした「Ace Hotel Kyoto」に宿泊。
米シアトル発のライフスタイルホテルの日本初進出、オープンで開放感溢れるラビーラウンジ。
エレベータースペース、ネオンのアートに心惹かれました。ヒステリックグラマーのデザイナー・北村信彦氏のデザイン、タイルとブラケットライトからの光とのバランスがワクワクします!
廊下の館内案内や照明のシェードは全てファブリック、ぬくもりのあるタイポグラフィがよき♪
お部屋は「たたみスイート」。
本当はよく雑誌に出ているスイートルームがよかったのですがダブルベッドでして(^^;
ソーシャルディスタンスのためにお布団敷きに。旅館のように時間指定をして敷きにきてくれました。
2人には広すぎるパーティーできそうな空間w
小上がりの畳敷きスペース、ソファスペース、バーがあります。
Welcomeワインとお菓子。
ようこそ!の紙の裏には、スタッフから日本語・英語・中国語で直筆メッセージが書いてあって感激!
壁には染色工芸家・柚木沙弥郎氏の作品。
天井は和紙貼り。雲のような形の照明はテキスタイル作家 清原遥氏の作品、調光可能でした。おもしろい!
襖は青の濃淡の和紙が市松模様で貼られています。桂離宮みたいね!座布団の柄もかわいい♪
パウダースペースはボウルは2つ、鏡も2つ。中央下は配管を隠すために暖簾がついています。
右がトイレ、左がとっても広いバスルーム、とても使い勝手がよかったです。
次の日、ルーフトップレストランで朝食。お天気もよくて気持ちがいい!
テーブルの色と素材、座面の柄。西海岸の雰囲気ね。
“East meets West”がホテルのコンセプトとのこと。アメリカののびやかな開放感と、作家や職人さんとのコラボによる京都の文化を組み合わせたミックスインテリア。随所に遊び心あふれるデザインが見られ、ワクワクする空間でした。
【京都1】node hotel October 19, 2020
2泊3日で京都へ。
今年はアメリカ・ヨーロッパに旅する予定がなくなり、アウトプットばかりでエンプティーランプがついていたのですが(笑)、あれこれ見て感じて充電満タン。久しぶりに新幹線に乗り、ホテルに泊まる。ぶらぶらと歩いてショップやギャラリーをのぞく。美味しいものを食べる。京都通の友人と一緒でしたので、色々と連れて行ってくれてとても楽しく濃い時間を過ごしました。
インスタに色々とアップしていましたが、ブログでは話題のホテルの詳細をご紹介します♪
1日目、「node hotel」(ノードホテル)に宿泊。
“アートコレクターの住まい”がコンセプト。
1Fフロア、入るとアーティスト・井田幸昌氏の作品が目に入ります。
こちらにも!置いてある家具も1つ1つデザイン性が高くて、アートに負けない存在感。
グレーを基調とした落ち着いたお部屋。
コンクリート打ちっぱなしと塗装壁。
テレビがない!どこかにあるのかと2人で探しまくりましたがなかったw
Bluetoothスピーカーはあるので、ボサノバを聴きながらゆったりとおしゃべりができてよかったです。
パブリックスペースだけでなく、各部屋にもそれぞれ異なるアーティストの作品が飾ってあります。ベッドヘッドボードのデザインに一目惚れ、これいいな!
バス・パウダースペース。シンプルでバスタブも広いし、トイレと別もいい!
アメニティが1人分ずつこの中に入れて置いてありました。すっきり見えておしゃれ♪
次の日、1Fカフェでの朝食。映えますw
ホテルオリジナルデザインの真鍮製のカトラリーがとても素敵でした。
【HongKong 1】 東洋と西洋が融合する優美なホテルに泊まる September 3, 2018
2泊3日で香港に家族旅行へ。というわけで、滞在レポートです!
宿泊は“東洋の貴婦人”と称される『The Peninsula Hong Kong』、大好きなホテルです。3回目ですが2013年に宿泊エリアを全面リニューアルし部屋のインテリアが一新してからは初めて。
入ると変わらないこのロビー。あ~素敵だわ♪
チェックインをして、さぁ本館のお部屋へ!
扉を入ると収納エリア。鏡面塗装と革の全てオーダー収納家具、昨年行ったミラノサローネでもよく見た高級感のある洗練されたデザイン。まさに今私がやりたい!と思っているコンビ、タイムリーで参考になりました。さっそく撮影しオーダー家具屋さんに画像をLINEで送ったわ(笑)
全て開けて隅々までチェックするインテリアコーディネ―ターあるある。家族はもう慣れているので、私が見て回りながら写真撮影している間、静かに待っていてくれます(笑)
すっきりとした納まり、ステッチが効いていますね。
東洋と西洋が融合するインテリア。以前の重厚感ある雰囲気からかなりモダンになりました。壁面のアートは金属でできた立体的なもの。
内扉はシノワズリ-なデザイン。
引出しの中も全てデザインされていて、とても使いやすい!こちらは文房具入れ。
朝食はビュッフェスタイルの2階「ザ・ベランダ」にて。メニューが豊富で1階の「ザ・ロビー」よりも断然おすすめです!
もちろん、1階「ザ・ロビー」でアフタヌーンティーを楽しみました♪
夫と娘はプールやジムに行ったり、最終日の夜は最上階のフィリップ・スタルクデザイン「フェニックス」のバーへ。2泊でしたがホテルを満喫しました~♪
ホテルの目の前では20時から10分間、ヴィクトリアハーバーの高層ビルが音楽に合わせて夜空にレーザーライトを放ち、イルミネーションが点灯する「シンフォニー・オブ・ライツ」を毎日開催しています。これぞ香港!の夜景です。
明日はおすすめインテリアショップをご紹介(*^^*)
【北欧3】 おすすめ!ヘルシンキのおしゃれホテル「Hotel Indigo Helsinki」 July 24, 2018
北欧滞在レポートNO.3!
ヘルシンキは「Hotel Indigo Helsinki」(ホテルインディゴヘルシンキ)に3泊しました。
インテリア、アンティーク、ファッションなどショップが軒を並べるDESIGN DISTRICT(デザインディストリクト)と呼ばれる地区にあります。まわりには美味しいレストランが多く、目の前からトラムに乗れるのでどこに出るにも便利でした。
まるで誰かの部屋のようなカジュアルで心地よいラウンジ。イエローがアクセント。
部屋は想定よりも落ち着いた雰囲気。ベッドはダブルマットレスで寝心地がとてもよかった。3都市共にどのホテルもベッド高さは75㎝くらい。かなり高いですよね。
天井・壁面の間接照明はよく考えられています。まぶしくなくやわらかな光。
中央にTVボードを兼ねた収納を配置。ベッドスペースとチェアスペースをスペース分けしているので、ゆったりと寛げました。
TVをくるりと回転させることができます。
木材と白のコンビ。扉を開け隅々まで確認するインテリアコーディネーターあるある(笑)
ブルーの壁面(壁紙でした)には船、オレンジレッドのハイバックチェアがアクセント。
さすがヘルシンキ!!食器はアラビアのカップに、イッタラのグラス。すてき♪
“インディゴ”というホテル名からか、ベッドヘッドボードは枠をまわしてデニム地にステッチが入っていました。上部はLEDライト埋め込み。
収納扉も木と白のコンビ、中はブルー。わ、オーダー家具デザインの参考になる!
水回りです。洗面台の下部の金属部分がクローゼット内部と同じ色に塗装されていました。こういうひと工夫がいいですよね。コペンハーゲンのホテルと違い、ガラス貼りのシャワースペース。安心してください、水はねしませんし水圧も十分で満足(笑)
ちなみに、ストックホルムのホテルは「Hotel C Stockholm」。
コンパクトながら居心地はよく、デジタルプリント壁紙のクールなインテリア。
朝食だけで比較すると、ふわふわパンケーキなどもあり種類が豊富で3つのホテルの中ではストックホルムが一番美味しかった!
ただ、立地・部屋の広さ・インテリア・水回り、そしてコスパなどトータルで考えると…やっぱりこちらのヘルシンキのホテルが一番よかったな。ヘルシンキに行かれる方、おすすめです!
【北欧2】インスタ映えなコペンハーゲンのホテル「Hotel SP34」 July 23, 2018
北欧滞在レポートNO.2!
今回まわった3都市の宿泊ホテルは宿泊予約サイト「Booking.com」で、“今”を感じるデザイン性の高いホテルを探しまして、コペンハーゲンはインスタ映えな今どきホテル「Hotel SP34」に2泊しました。HPもおしゃれ!ご紹介します♪
ホテルエントランス。イエローがアクセント。
バー?な雰囲気でホテルとはわかりにくい感じ。
で、入ったら!フロントがバーになっていました!!ますますわからないって(笑)
チェックインの手続きを終えると「何を飲む?」と聞かれます。ウェルカムドリンクの白ワインをトランク片手に飲みました。
奥に進むとラウンジ。サボテンに自転車、並ぶアートもいちいちおしゃれ♬
部屋です。シンプル!
ベッドヘッドが特徴的。ソファのように革のクッションがついています。左右の照明デザインを変えてアシンメトリーにしているのもおもしろい。グレーの壁面がクールですね。
クローゼット収納、冷蔵庫、金庫、そしてミラーが一体となった壁面。
こうきますか!笑
水回りです。シンプルでスッキリ!…なのですが、バスタブがなくシャワーブース。トイレ側との段差2cm、間仕切りはシャワーカーテンがなくこのガラスだけ。どんなに気を使ってもトイレの方まで床が濡れまくり。おまけに水が飛び散らないようになのか水圧が弱くチョロチョロ。2泊目は諦めて床を気にせず使い最後に拭きました。おおらかにいかないとね(汗)
朝食はトレンド感満載のボタニカルな1Fレストラン。床は木材にペイントされています。おしゃれだわぁ、テンションあがる!
錆びた缶の照明はオリジナルかな?
下のフロアーに続く階段にもグリーンがたくさん。
オーガニックな朝食。インスタ映えでしょ?笑
こちらのホテル、水回りの床びちゃびちゃ問題発生に加えてエアコンがなかったの。なぜ?まぁ夜は涼しいのでなんとか過ごせましたが謎でした(汗)
ということで「ん?」というところはありましたが、トータルとしてはおしゃれで素敵な空間。スタッフが美男美女、感度の高い人が集まっています。あと1Fにある肉料理レストランも美味しくてgoodです♪
【London 7 】 Ham Yard Hotelで至極のアフタヌーンティー October 2, 2017
ロンドン滞在レポートNO.7!ラストです。
kit kempデザインの最新である「Ham Yard Hotel」にも行きました。
エリザベス女王陛下がいました(笑)
アフタヌーンティーと食事を楽しめるレストラン。カラフルなコードがかわいい照明。以前東京ビックサイトで開催された「LED NEXT STAGE 2016」でもこんなイメージで展示を考えたなぁと思い出しました。
わ、このバーのアニマル柄壁面!「楽天インテリアトレンド2017-2018」の「アフリカンパンク」の壁紙に似てない?やはり滞在レポート4でも書きましたが、彼女のデザインにはアフリカンなど民族柄が入っています。
アフタヌーンティー、2段目にサンドイッチ、3段目にスコーン。
けっこうなボリュームで食べきれなければお持ち帰り用箱に入れてくれます。想像上の動物たちが描かれたこの食器がかわいいなぁと思ってどこのものかを聞いたら、Kit KempとWEDGWOODのコラボ商品で日本でもネット購入可能。デザイナーだけでなくホテルオーナーでもあるKit Kempさん、しっかりビジネスにつなげていた。それって大切よね。
研修でご一緒した方がこのホテルに宿泊されていてお部屋を拝見させていただきました。
あれ?意外とシンプルな印象。ベッド足元のスリット部分にピンクを入れているのがおしゃれ。
おもしろかったのが壁紙の継ぎ目にリボンを貼っていたところ。デザイン性はもちろんですが、継ぎ目が剥がれてこないようにという目的もあるのかしら?
7回に分けてお届けしましたロンドン滞在レポート、いかがでしたでしょうか?
その他、美術館に行ったり、お買い物したり、食事を楽しんだりと女子旅満喫。そうそう、「レ・ミゼラブル」が当日チケットで良席がとれて観劇し、本場の一体感のある劇場で圧巻のパフォーマンスを堪能。最後はスタンディングオべレーション!泣きました。
ということでインプットしてきたことを、またしっかりアウトプットしていきますよ~♪
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【London 6】大人の色気を感じるTom Dixonデザインホテル October 1, 2017
ロンドン滞在レポートNO.6!
今回の旅のテーマは「ホテル」。KLC School of Design研修 の内容もそうでしたし、色々見てみたくて3つのホテルに宿泊しました。研修中は移動が大変なので4泊はサウスケンジントンの「The Bailey’s Hotel London」、Victoria and Albert Museumの近くで立地もよくこじんまりとして心地のよいおすすめのホテル。1泊は滞在レポート3でご紹介したkit kempデザイン「Haymarket Hotel」。そして、もう1泊したのがこちらのTom Dixonデザイン監修「Mondrian London Hotel」です。
テムズ川沿いのクールモダンな外観。銅製の突きだした部分がそのまま中へとつながります。
ゴールド、鮮やかなブルー、そしてブリリアントピンク。これがホテルカラー。
あれもこれもぜ~んぶトム・ディクソンデザイン。
デザインコンセプトは「船」、まさに水面に浮かぶ美しい銅製の船のようなレセプション。スタッフはカジュアルなブルーのシャツとデニム。皆、スマートでかっこいい♪
うわぁ~!!!と思わず声が出ました。トム・ディクソン特有の艶っぽい曲線の美しさ、奥のレストランへと誘う光のライン。
テムズ川が大きな窓から見えるレストラン、朝食をいただきました。日本人観光客は1人もいなかったな。宿泊者だけでなく近辺のビジネスマンがランチをしていました。
客室です。白ベースにグレー、そしてブリリアントピンクがアクセント。
もちろん、あれもこれも一目でわかるトム・ディクソンデザイン。
モールディングをまわしたシンプルなグレーの収納ですが開けるとピンク!閉めた時にちらりとピンクが見えるのが粋。このデザイン、絶対私もつくりたい!笑壁面のペイントアート、そしてメモやキー。徹底してアクセントのピンクが効いています。屋上のバー&ラウンジ「Rumpus Room」ではロンドンの夜景を一望できます。ちょうど金曜日の夜に1杯飲もう!と行きましたが、クールな人たちの社交場になっていて大盛り上がり。残念ながら写真がないのですが、めちゃめちゃかっこいいのでぜひHPをご覧になってみてください。大人の色気を感じるスタイリッシュホテル、おすすめです!
【London 4】人生を豊かにするインテリアデザインのパワー September 29, 2017
ロンドン滞在レポートNO.4!
滞在レポートNO.3の続き、「Haymarket Hotel」のパブリックスペースです。
グランドフロアーにあるレストランは鮮やかなピンクの壁が印象的。ここのレストランがとっても落ち着きまして、夕食はもちろん、1人ランチもしちゃいました。奥の一番右側の席が定位置。ゆったりとした音楽が流れ、窓から街行く人を眺めながら寛ぐ。これだけ色や柄を使っていても、チェア張り地や柱の布壁紙にアフリカンな柄を入れることで尖がりすぎないあたたかさがあります。
Kit Kempさんは犬好きで、このレストランの”オスカー”という名前は前に飼っていた犬の名前なんだそう。チェアの背面にずらりと犬が並ぶかわいいデザイン、フェルト生地でピンクの縫い目をラフに見せて。小さなかわいい女の子が1匹ずつ数えていました(笑)
トップライトのあるスペース。グリーンとブルーでまとめられたさわやかなインテリア。
普通ならモダンなテーブルや照明を組み合わせてしまうところ、あえて民族的なデザインを合わせる。フラワーベースも素朴で艶のないぼてっとしたもの。各部屋もそうでしたが、すっきりとしたモダンなものとどこか懐かしい民族的な柄やデザインの絶妙なアンバランスさが彼女のデザインの魅力かと。ラグジュアリーですが片肘張らないエクレクティック(折衷)スタイル。
このテーブルライトのシェード&トリム、右側のライトのベースデザイン。萌えまくりました(笑)
ライブラリーです。はい、素敵。イケメンスタッフが「マダム、お好きな場所でお茶をいかが?」と言うのでここでお茶をいただきました。あれこれインテリア談義に花が咲く。
全て柄は違いますが色はネイビー・赤・黄がアクセント。やはり3色をリンクさせていますね。
と、色々見てきましたが一番私が心魅かれたのがこちらのお部屋。結婚式やパーティーなどが行われるスペースとのこと、ラグジュアリーアフリカンといったイメージでしょうか。アイボリー、グレーにラグ・小物・花にほんの少しレッドを効かせています。気品に溢れた息を飲む美しさ♪
トイレにはFornasetti(フォルナセッティ)の壁紙。鏡があるので奥行き感がありますね。
いかがでしたでしょうか?この世界観をそのまま自分のお家のインテリアにというのはちょっと難しいですよね。バッググラウンドが違いますから。私たち日本人は“侘び寂び”の文化、引き算のデザイン。一方、ヨーロッパは足し算のデザイン。
でもね、色や柄、そしてデザイン。インテリアのパワーはこのホテルのように訪れる人を思わず笑顔にしてしまいます。白い壁に色をつけてみる、素敵な壁紙を一面に張ってみる。カーテンにこだわってオーダーデザインをしてみる。少し高価でもお気に入りの家具を大切に使う。ちょっとのことで、日々暮らす空間が見違えるように生き生きとしてきます。インテリアのパワーは人生を豊かにする、Kit Kempデザインを体感して改めて感じました。