インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

最年少クライアントへのプレゼン終了

目黒区H様邸、リピーターのお客様です。といっても今回は10代のお嬢様の1LDKマンション、「ぜひ詩万さんにコーディネートしてほしいそうです!」とのこと。もちろん!光栄です。
かっこいいインテリアにしたい、ミセスグリーンアップルが好き、ライブやフェスに行く、学生なのでワークスペースが欲しいなどから提案したのがこちら。かっこよさの中に曲線のやわらかさを加え、小物で遊びをプラスしたいと考えました。最年少クライアント、求められているものがずれていないか正直ドキドキ。久しぶりにすごい緊張したプレゼンでした^^;
結果は一発OK!いぇい!よかった~♪
後からいただいたメールで、「娘は詩万さんがこわかったそうです」とのこと。えっ、なんか私こわかったかしら?と動揺していたらその続きが。「少しの会話であんなに好みを把握するってすごい!自分の好みすぎてなんでここまでわかるのだろうと全て見透かされているようでこわかった」と。あっ、そういう意味ね。びっくりした!笑
そうおっしゃっていただけてとても嬉しい~!7月末に完成予定、こちらも楽しみです☆

オリジナル壁面デザインの劇的ビフォーアフター

さいたま市K様邸のLDルーム。コーディネートの中心となるオリジナル壁面デザインがオーダー家具工事2日間、タイル工事3日間、計5日間かけて無事に完成しました。連日の現場通い、そのビフォーアフターを実況中継風にお届けします!笑
Beforeです。現調時、がら~んとしたさみしい壁面でした。
ここにオーダー家具を取り付けていきます!おっと、まずは上収納から!

TVボードも入りました!ウォールナット突板とベージュグレーの鏡面塗装。横ラインを強調するデザインです。これはこれでいい?いやいや、ここからです!

さぁ、タイル屋さんにバトンタッチ!まずは準備。

タイルの割付と納まり検討中。私の現場で1番大切な仕事です(笑)
黒マットと艶ありガラスモザイクの変形タイル、このように正方形の1シートずつになっています。変形しているので納まりがめちゃめちゃ難しい。う~ん、う~ん。「こっちから貼り始める?」「そうするとここのあきが気になるね」「じゃあ、上からいこうか」「カットして目地を少しずつ調整しよう」などなど職人さんたちと打合せ。手がいっぱい(笑)
既存壁紙をはがし下地調整をして貼り始めます。ここまできた!まだ全体は見えない。細かい部分は工場でカットしてもらいました。お~!ダイニング側にも同じ材で壁面デザインをしまして空間をつなげました。
ライトグレーの目地を入れ養生をはがして完成!

Afterです。劇的ビフォーアフター、いかがでしょうか?笑
ここで私の2番目に大切な仕事、それは掃除!あ~残念、私が汗だくで床掃除しているところも実況中継した方がよかったかしら?ま、見せれないくらい顔がテカテカだったけど(汗)
出隅部分もきれいにおさまり、K様が「はじめからこういう壁だったみたい~」とおっしゃるくらい空間に馴染みました。オーダー家具のみよりもタイルの色と質感が加わると引き締まりますしラグジュアリーな空間に。皆さん、お疲れ様でした☆

ということで、あとは家具・カーテン・照明そして小物が入っていよいよ完成。カラースキームはこんな感じ、楽しみです♪

スタイリッシュなオーダー家具を納品中!

さいたま市K様邸の現場。先日、工場で検品していたオーダー家具の納品立会いへ。
リビングのTVボード&収納、ダイニングの収納、ベッドルームの収納とかなりのボリュームなので2日間で取付工事です。まずはリビングの上収納から。

幅4,600mmのTVボード&収納は迫力がある!空間が引き締まります。
ウォールナット突板と、こだわった鏡面塗装を組み合わせたオリジナルデザイン。イメージ通り、スタイリッシュに仕上がりました。ここからタイル貼りが入るので、さらにかっこよくなります!
細かい納まりを業者さん2人で確認しながら作業しているだけなんだが、肩を寄せ合うカップルにしか見えない1枚。えっ、私お邪魔?みたいな(笑)

お問合せの多い電気式暖炉について

お問合せの多い電気式暖炉について。
それぞれお返事していますが、ご興味のある方がいらっしゃいましたらご参考になさってください。
電気式暖炉は、なんちゃって薪が入っていてLEDの光で本物のような炎がゆらゆらと揺らめきます。コンセントを差すだけで簡単に設置可能。お掃除やメンテナンスの必要がありません。足元から温風が出ますので補助暖房になります。海外のようなインテリアがお好きでマンションにお住まいの方、安全なので小さなお子様・ペットがいる方にもおすすめです!

私はこれまで2物件に納品させていただいています。どちらもディンプレックス・ノースアメリカ社のもので、㈱イタヤランバーインターナショナルで購入しました。都内4ヶ所と神戸にショールームがあり、現物確認ができて質問にきちんと回答いただけますよ。

新築マンションの豊島区I様邸
パリのプチホテルをイメージ、どうしてもマントルピースをアクセントに入れたいと電気式暖炉を提案しました。中央の電気式暖炉部分と、まわりのマントルピース棚がセットになっています。ちなみにセットで25万円くらいです。あまりデコラティブすぎない直線ラインのすっきりしたデザインを選び、左右にドマーニのキャビネットをシンメトリーに配置しました。
ダイニングテーブル&チェアもドマーニ。張り地はSandersonのダマスク柄です。

新築戸建住宅の魚津市F様邸
電気式暖炉部分のみを購入し(ということも可能)、オリジナルデザインのオーダー家具にはめ込みました。(はめ込む前の現場の様子はこちら

家具屋さんが上記会社に問い合わせをして図面を取寄せてくださり、寸法やコンセント位置を考えて製作。様々な種類のモールディングを組み合わせたオーダー家具にきれいにおさまりました。デザイン性はもちろん、2FのアイアンやTVが黒、全体が白のインテリアなのでそれぞれが浮かないよう電気式暖炉を入れることで黒の配分のバランスをとって引き締める目的もありました。

「旅する会議室」くつろぎの夜 ロンドンのバーにて

某オフィス「旅する会議室プロジェクト」。くつろぎの夜 ロンドンのバーをイメージしました。
夜、そしてバー。どうしてもここだけは天井の昼白色照明がイヤで、他とシステムを切り替えてこのエリアのみ消灯できるようにし、あらたに電気工事でダクトレール&スポットライトを設置。
ちなみに、フロアスタンドやテーブルスタンド用のコンセントは床から出してたてこみ壁に埋め込んでもらっています。コストアップしましたがそれによりすっきり、何より雰囲気が全然違います。OKを出してくださったクライアントに感謝♪

6人座れる打合せテーブルとライブラリーをイメージしたスペースをつくりました。
ターンドレック(ろくろ脚)のアンティーク調テーブル、木とアルミのチェアをコーディネート。圧巻の存在感を放つイギリス「Andrew Martin」(アンドリュー・マーティン)の「Library 」という名の壁紙。よく見ると油絵のような色合い。迫力がありながら品がいい。鋲打ち・ボタン留め、イギリス発祥の伝統的な「チェスターフィールドソファ」は赤のベルベッド張り地。茶革の1人掛チェア、オールドキリムチェア、ベルギー製ウィルトン織ラグ。
そして「HALO」のコーヒーテーブル。トランクのようなデザインが素敵です!
“旅”がコンセプトなので、アンティーク調トランク大小も重ねて置きました。「シンコール」のレンガ調壁紙、色合いがよくとてもリアルです。
モノクロ写真は、私がロンドンで撮影したものを白黒プリントして額に入れました。アクセントカラーは赤、小物類も雰囲気に合うものをセレクト。ビートルズとローリングストーンズのクッションで遊びを加えて。
ビートルズは壁紙と同じ「Andrew Martin」のもの。えっと、ここはオフィスです(笑)旅する会議室のご紹介はこれで終わりです。飛行機に乗り、さぁ、次はどの国に行こうかな。

【イメージパース】

【Before】
大きなカウンターテーブルは「ニューヨークのカフェ」、奥のテーブルは「ヘルシンキのレストラン」にそれぞれ移動。グリーンはそのまま使用し、コピー機やシュレッダーはたてこみ壁の奥にスペースをつくりました。

「旅する会議室」あたたかな昼 ニューヨークのカフェにて

某オフィス「旅する会議室プロジェクト」。もともとコーヒーメーカーや冷蔵庫・電子レンジなど社員の方が利用するスペースでしたので、あたたかな昼 ニューヨークのカフェをイメージしました。白レンガとポップな落書き・イエローがアクセントの壁紙、石調床材。コーヒーの香りが漂うカウンターのあるおしゃれカフェ空間。
「シンコール」の落書き風と、フランス「KOZIEL」のレンガ調タイル壁紙。収納は既存です。
バスロールサインやイエローキャブのプレートを壁面に飾って。

このテーブルは別のスペースにあったものを移動して使用しました。
コーヒーメーカーや冷蔵庫がこちらの打合せスペースから見えないよう壁を出しています。
冷蔵庫などの前には何もなくパ―テションが置かれ、がら〜んとしていました。
そこで、目隠しを兼ねた高さH1,400mm壁のカウンターを設置。既存チェアに2脚ハイチェアをプラスして、ビビッドなイエローの壁紙を貼りました。床面はマスキングテープを貼り、その上から強力両面テープで固定。笠木のボリュームをぐらつかないよう考えて製作してくれたので全く動きませんが、原状回復は可能です。
ちょっと息抜きのコーヒータイム、集中して1人で仕事をしたい時、並んで打合せをするなど色々なシーンで活用していただけます。

カウンター奥、冷蔵庫のある壁面にはカフェ風ウォールステッカーを貼ってアクセントに。

【イメージパース】

【Before】
ワークスペースから丸見えになっていたコーヒーメーカーや冷蔵庫をたてこみ壁で隠すことを考え、目線と動線を考えながらプランニング。ちょうどフロア全体の中心に位置するので、カフェのように人が集まるスペースになりました。

「旅する会議室」さわやかな朝 ヘルシンキのレストランにて

某オフィス「旅する会議室プロジェクト」。さわやかな朝 ヘルシンキのレストランをイメージしました。ここは造作収納やカウンターテーブル、打合せ用モニターがありましたのでそのまま使うことに。イギリス「GALERIE」のブルー&グリーンの木の壁紙がアクセント。他のスペースからテーブルを移動し、オフィス用のチェアを北欧デザインチェアなどに変更。明るくさわやかな空間に大変身!様々なデザインや色のチェアの組合せ。ワイワイ楽しい雰囲気になりますね♪
壁面の棚にもダーラナホースなど北欧らしい小物を飾りました。

【イメージパース】

【Before】
造作収納やカウンターテーブル、打合せ用モニターなど既存のものを使用。コーディネートによりどう変化をつけるかがポイントになりました。

「旅する会議室プロジェクト」大公開!

様々な言語が飛び交う活気あふれる某オフィス。今ある打合せスペースを社員のモチベーションが向上するおしゃれでおもしろい空間にしたいとのこと。3つのスペースづくりのデザインをご依頼いただきました。

【Before】

【コンセプト】
キーワードは「オフィスと家の中間」「コミュニケーション」「リラックス」「グローバル」。
コンセプトは『旅する会議室』
朝・昼・夜。それはいつか訪れた国の人々が集まる場所。国籍も年齢も超え、人と人との会話と笑顔が生まれる。オフィスでも自宅でもないリラックス空間に。
「さわやかな朝 ヘルシンキのレストラン」「あたたかな昼 ニューヨークのカフェ」「くつろぎの夜  ロンドンのバー」の3つのイメージでコーディネート提案しとても気に入っていただきました。それぞれのイメージパース、ほぼこのプレゼン通りに完成!

【施工&納品】
家具だけを変えても中途半端になるので、消防法を考慮した高さに壁を立ち上げ、原状回復が可能な範囲で施工することを提案。既存のものをできる限り使用します。
かなり大規模な施工工事となりました。イレギュラーなことが多発したり、私のギリギリでの変更にもさっと対応してくれて(鬼のようなインテリアコーディネーターですみません^^;)大変だったかと。朝から夜中まで2日間皆さん頑張ってくれて無事に完成!クライアントにも喜んでいただけました♪

【After】
いかがでしょう?変わりましたね(笑)
社員の皆さんにご好評で、さっそく打合せをされているとのこと。とっても嬉しい!!
「ロンドンのバーにて」はインスタに動画をアップしています。臨場感をお楽しみください☆
https://www.instagram.com/p/BUGfc-pAcEB/?taken-by=shimaarai

さわやかな朝 ヘルシンキのレストランにて詳細はこちら

あたたかな昼 ニューヨークのカフェにて詳細はこちら

くつろぎの夜 ロンドンのバーにて詳細はこちら

プレゼン終了、海をのぞむボーイッシュ空間

横浜市K様邸のプレゼン終了!ご夫婦がとても気に入ってくださいました。ストライプ壁紙と、イエローをラインで入れる切替カーテンがアクセント。ベイサイド、海を望むLDルーム。現調でこの気持ちのよい景色を見て、両開きカーテンからシェードに変更することにしました。その方がすっきりして眺望を堪能できますもの。完成が楽しみです!

【事例紹介】クラッシーモダン

川崎市M様邸のLDKをご紹介します。(プレゼンはこちら
戸建住宅をご購入され、LDKのインテリアコーディネートと全窓装飾のご依頼をいただきました。
ご夫婦共にシンプルで上質、すっきりとしたインテリアがお好み。
キーワードは「モダン」「シンプル」「上質」「品のよい」。
コンセプトは『クラッシーモダン』。
“classy”(クラッシー)とは上質で品のよいこと。シンプルモダンな家具、幾何学模様のシェード、デザイン性のある照明をリズミカルにコーディネート。心地よい時間の流れる空間です。

玄関を入るとリビング、ダイニング、キッチンとつながります。

片側アームがない「arflex」のソファ、脇にコンソールテーブルを提案。(納品の様子はこちら
ソファ前にテーブルがないのですっきり。お子様の小物・ティシュケース・本など収納でき、テーブル上にカップやリモコンが置けます。
TVボードとリビング横DENのデスクはオリジナルデザインのオーダー家具。(納品の様子はこちら
既製家具に合わせてホワイトオーク突板練付に着色ウレタン塗装、白ポリ合板とのコンビで洗練された印象に。

リビングのシーリングライトはBAUMN(バウム)。プリーツ加工のファブリックで覆われていて、光源が直接見えないのでまぶしさを抑えたやさしい光です。シンプルですが、柔らかさのあるデザイン。窓装飾は両開きカーテンではなくプレーンシェード、すっきりとおさまります。幾何学模様とストライプのシアーが軽やか。
クッションはアクセントカラーのイエローグリーンとパープル。
シェードと共布にはイエローグリーンのパイピングをピリッと効かせて。
ダイニングテーブル&チェアも「arflex」。
チェアはソファよりも濃いグレーの張り地で品よくまとめました。ちなみに、ソファもチェアもカバーリング、汚れたらはずして洗濯できますので小さなお子様がいらしても安心。
「PH4/3」2灯をリズミカルに。コードカットとダクトレール取付用にプラグ変更をしています。

小物類は竣工祝いです。
クラッシーモダン空間でゆったりと心地よい時間をお過ごしください。

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