インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

【Milano 4】 圧巻のモーイ空間に大興奮!

イタリア滞在レポート4!
オランダ発インテリアブランド「moooi」(モーイ)。
オランダ語で「美しい」の意味「mooi」に、さらなる価値をという意味を込め「o」をもう1つプラスした造語だそう。クラシックやオリエンタルと現代的なデザインが融合した家具、日本では「トーヨーキッチン」が取り扱っています。正直に言うとデザインが独特でなかなかコーディネート提案することがなく、あまり興味がありませんでした。が、今回その世界観にすっかり魅了されてしまった!
「moooi」は、ミラノ中心から少し離れたフォーリサローネ トルトーナ地区で展示がありました。
コンセプトは「ホテル」。展示全体のそのぶれないコンセプト設定がすばらしかった。
普通に家具や照明を並べて陳列するのではなくコンセプトありきで見せることで、独特なmoooiの世界観を身近に感じながら堪能できました。企画展示の参考にもなるわ♪
今回のミラノサローネで一番印象に残る大興奮の展示、たっぷりご紹介します。

入口を抜けてまず目に入るのがこちら。moooiホテルのフロントデスク!部屋の鍵がかかっています。
進むと各部屋へと続く廊下、壁はファブリックパネルになっています。脇にはトランクを運ぶカート。
ようこそ!ラウンジで寛いでくださいね。
今日泊まる部屋に着きました。と言ってもそこはmoooi、どこを見ても個性豊かなデザイン。
クローゼットを開けるとバスローブにランドリーバッグ。トランクを開けて服をハンガーにかける。
ふ~っとストッキングを脱いでリラックス。わかる!私もホテルの部屋に入るとよくやる光景(笑)
小物1つ1つの細部まで思わず「クスッ」と笑ってしまう凝りよう。ベッドルームとデスク。ルームサービスのパンや卵が置いてあります。
無造作にベッドに置かれた部屋の鍵。アメニティはよく見るとmoooiのロゴ!もう心憎いほどの演出。
その他にも休憩できるスペースやバーがありますよ。
というストーリーのある展示がされていて、単体で見るよりも圧巻のコーディネート空間でした。

ソファのチェア?! 発想力とそれを形にするパワー。なんかもうただただ楽しい!笑

こちらは新作のテーブル。鮮やかなデジタルプリントの花柄が話題になったカーペット、そこからにょきっとキノコのように生えて見えます。ありそうでなかったデザイン。
思わず「うわぁ!」と声が出てしまった照明の展示。ぜひ提案したいなぁと思うのでした♪

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【Milano 3】ワクワクする心ときめくデザイン

イタリア滞在レポート3!
クールモダンなデザインも素敵ですが、遊び心があるワクワクするデザインは人をハッピーにします!
ミラノで私がワクワク、思わず「わぁ!」と笑顔になった心ときめくデザインをご紹介します。
まずはミラノサローネ フィエラ会場内にて、「GERVASONI」のブース。
なになに~!!これかわいい~!と超楽しそうな私(笑)Kartell」、色で溢れたとてもおもしろい展示でした。
こちらは吉岡徳仁さんの新作デザインのチェア。
軽やかできれい!短パンだと太ももにあみあみがつきそうだけど(笑)

フィリップ・スタルクの新作チェアはオレンジの塗装がいい色だわぁ。
座面高が低いのでラウンジチェアとしてソファに合わせてもアクセントになりますね。
Kartellらしいカラフルなアクリル&LEDライトのランタン、アウトドアでも使えます。
こちらは世界的なアウトドアファニチャーブランドとして知られる「DEDON」。
繊細な籐の織込みは私たち日本人にも親しみがあります。遊び心満載なデザイン!
THONET」の曲げ木椅子。こんなに曲がっちゃうよ~アピールか(笑)CARLHANSEN&SON」では職人さんがYチェアの座面張りを実演中。
丁寧に編み込んでいく手仕事はすばらしく、見入ってしまいました。
ふと目に入った腕のタトゥー。えっ、Yチェアだよ!おじ様のYチェア愛は半端ありません!笑

最後に会場以外、ミラノの象徴ドゥオモ隣にある「MUSEO DEL NOVECENTO」をご紹介します。
2010年にオープンのモダンアートが収集されているミラノ20世紀美術館。
最上階にはアンディ・ウォーホールの「Sixty Last Suppers」が展示されていました。
ウォーホールとFLOSの照明、そして何といってもドゥオモとヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアが見えるという贅沢な空間。おすすめです!そして、行ってきたのにやっぱりガッレリアの名前が覚えられません(汗)

伝統と革新、クラシックとモダンの融合。ヨーロッパのデザインのすばらしさを痛感します。

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【Milano 2】 私目線のミラノサローネトレンド情報

イタリア滞在レポート2!ミラノサローネ フィエラ会場。
まず驚いたのがどのブースも6日間で解体するとは思えないすごい展示のつくりこみ!
圧巻だったのが「Minotti」(ミノッティ)、螺旋階段がある2層でスペースがとても広い。
私もインテリア関連のイベント展示をさせていただいているのでわかりますが、これだけのつくりこみにはかなりの人とコストを使っているかと。さすが世界最大イベント、スケールが違います!

滞在レポート1でもお話した通り、ミラノサローネ及びフィオーレサローネ全体を見るのは難しい。
それでも、たくさん見すぎて写真撮影をしすぎて頭の整理をするのが大変(笑)
今回は日本でもお馴染みの主要ブランドを中心にまわりました。その中で私目線ではありますが、3つのトレンドを挙げさせていただきます。

■ 差し色を効かせる
グレー・ブラウンをベースに差し色を加えるレイアウトがとても多かったです。
トレンドカラーとしてはマスタードイエロー、オレンジ、グレーブルー、グリーン。特にオレンジが気になりました。


このソファ、そこにパイピングを入れるのね!という遊びとこの色合いにうっとりしました。

フィオーレサローネ ブレラ地区のショップ、オレンジがピリッと効いています。

■ レトロモダンなデザイン
ころんとした曲線のレトロモダンなデザインが多く見られました。

■ ジャパニーズデザイン
一番印象に残っているのはジャパニーズデザイン、日本的なデザインが多く見られたことです。
2020年の東京オリンピックを控えているので日本ブームが来ているのかしら?笑
MOOD」のブース、神社を彷彿とさせる朱色のチェアアームと傘のようなフロアーライト。

ディスプレイに置いてある本には日本のお面。色をリンクさせていました。
高品質な革を使用したハイエンドな家具メーカー「Poltrona Frau」(ポルトロ―ナ・フラウ)。
展示ブース全体を障子のような建具でつくりこみ、ディスプレイにはモミジが飾られていました。
2016年秋に移転した「Armani/CASA Milano」。
日本にアルマーニホテルがあったらこんな感じ?というくらいもうジャパニーズデザイン全開!
座布団で床座するスタイル提案だったり、屏風に日本的な柄のファブリックだったり。
提灯のようなデザインのフロアーライトも。

あくまでも私の主観的目線ではありますが…
なんとなく頭に入れておいていただいて、これから続々と雑誌やWebでのミラノサローネ特集をご覧になったり、各メーカーの報告会をお聴きになるとおもしろいかと。ご参考になれば嬉しいです!

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【Milano 1】 世界最大デザインイベント ミラノサローネとは

Buon giorno!
イタリアから無事に帰国しました。
今回は名古屋の気の合うインテリアコーディネーターの方と2人旅。
連日とてもいいお天気。足が棒になるほど歩きまわり、多くの刺激を受けたいい旅となりました。
ということで、滞在レポートを8回に分けてお届けさせていただきますのでお付き合いください。もう情報が多すぎて最小限にしようと思っても8回になっちゃう(笑)
滞在レポート 1はミラノサローネについて。

■ミラノサローネとは?
ミラノサローネって聞いたことはあるが何をしているのだろう?と思われる方もいるかと。
毎年4月にミラノで開催される世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市」の通称。
正式名は「Salone del Mobile.Milano」( サローネ・デル・モービレ・ミラノ)です。
1961年にイタリア家具やインテリア小物の輸出を促進するために誕生したもので「Fiera」(フィエラ)と呼ばれる見本市会場で開催されています。また、見本市会場だけでなく「Fuori Salone」(フォーリサローネ、サローネの外という意味)と呼ばれるミラノ市内の様々な地区で行われる展示も盛り上がっています。現在はその総称として「Milano Design Week」が1週間行われており、サローネとフォーリサローネを合わせた全体で100万人規模の人々で賑わう世界一のデザインイベント。
ミラノサローネに行ってきます!ということは、見本市会場とミラノ市内を回ることなのです。

■ ミラノサローネ Fiera(フィエラ会場)
会場までは、ミラノ中心街から約30分ほど。
地下鉄やバスでももちろん行けますが、1日のみ会場に行く予定でしたのでささっと会場入りし、疲れるのでささっと帰れるよう事前に日本からホテルと会場間の送迎車を予約しました。
その話を他の方にしたら、「マダムすぎる!」と言われましたが(笑)
ただ、今年は会場に行く日が地下鉄ストがありまして(えっ?サローネ中にやるの?人がたくさん集まるからストの意味があるのでしょうが・汗)スムーズに行けたのでよかったなと思います。
基本的に業界関係者対象となっていまして、ミラノサローネ日本公式サイトで事前登録が必要です。入場料は1日26€、サイトから事前チケット購入可能。こちらが会場入り口です。

会場マップ、ホールが分かれていまして1つ1つまわっていきます。
ちなみに黄色のホールは「Euroluce」(ユーロルーチェ)照明器具と、「Eurocucina」(ユーロクッチーナ)キッチンが隔年で開催されていて、今年は「Euroluce」でした。

毎年行かれている方達から「全部見るのに3日は必要」「ものすごく広いからピックアップしていかないと大変」と聞いてはいましたが、もうほんっとに広くてすごい人でした(笑)
今回は事前に会場マップを手に入れて、どこを見るか計画してまわりました。

会場内はカフェレストランが何店もあり、ここでランチやお茶ができます。
お天気がよくさわやかで、皆さん外でシャンパンやワインを飲みながら休憩していました。

また詳細については後日のレポートをお楽しみに~♪

■ フォーリサローネ Brera(ブレラ地区)
ミラノサローネ フィエラ会場以外で最も盛り上がっているのがブレラ地区です。
ハイエンドホテル、インテリアショールーム、ブランドショップなどが集まるこれぞミラノ!というおしゃれ地区。サローネ期間中は様々なショールームやショップでデザインイベントを開催しています。多すぎて全ては無理ですが、こちらも行きたいところをピックアップし、あとは歩きながら気になるショップを見てまわりました。


街全体がデザインに溢れています。

イタリア国立ブレラ美術アカデミーでは、「GO ON + Panasonic Design」が出展していました。

京都の伝統工芸を受け継ぐ若手ユニット「GO ON」と「Panasonic」のコラボによる新しいクラフト家電。大人気で並んで入場待ち、ブレラ美術アカデミーの空間を最大限に使った五感に響く演出がとてもおもしろかったです。海外の方が夢中に見ていてなんだか日本人としてとても嬉しく素晴らしかったなぁと思ったら、約2,000社の出展企業から選出される「ミラノ デザインアワード」において、ベストストーリーテリング賞(the Best Storytelling Award)を受賞したとのこと。
そのインスタレーションの様子をYouTubeで視聴できますので、ぜひご覧になってみてください☆

■フォーレサローネ Zona Tortona(トルトーナ地区)
ドゥオモなどの中心エリアから少し離れた地下鉄ポルタジェノバ駅周辺の地区。
駅前はブレラ地区とまた違い、のんびりとした雰囲気。

邸宅や倉庫・ギャラリーなどを使い、こちらでも様々なデザインイベントが開催されていました。
素敵なギャラリーやかわいいショップばかりで、目的のショールームにたどり着くのに時間がかかりました(笑)

おなじみSTOKKE「TRIPP TRAPP」、ビックサイズが路上に登場!おもしろ~い!

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魅惑のファブリックにときめく「フィスバ新作発表会」

1819年創業、200年近い歴史を誇るスイスの高級ファブリックブランド「Christian Fischbacher」。
クリスチャン・フィッシュバッハ、創業者の名前なのかなとは思っていましたが…
調べたらなんと16歳の少年の名前でした!クリスチャン・フィッシュバッハは手織りや刺繍の中から優れた商品を選び、それをテキスタイルマーケットで販売したのが始まりで、彼自身の名前をブランド名として1819年に会社を設立したそう。す、すごいぞ、クリスチャン(笑)
青山の日本フィスバショールームで開催された新作発表会へ行ってきました。
伝統とコンテンポラリーを融合させた気品あふれるデザインとハイクオリティな素材感が特徴。価格帯はお高めですが、ハイブランドの品質に納得です。いただいたカタログの表紙のファブリックの色と光沢に目がハート♪手前右側、ショールームにこちらが展示されていました。
今期は「やしの木」「ピーコック」がキーワードに上がっていました。
まさにやしの木、トロピカル柄はトレンドですが、そこはさすがクリスチャン・フィッシュバッハ。このこっくりとした品のよい色合わせは唯一無二な世界観。そして、新作の中で私が一番ピピッときたのがこちら。
伝統的なダマスク柄がエンボス(凹凸)プリントされています!どうやってつくってるの?
これをメインにマットゴールドを組合せ、同じトーンで柄ものを重ねてと組み合わせてみました。
うわ~ん、素敵すぎて身悶えしちゃう。こんなカラースキームに今心惹かれます。
いいモノに触れると感性をビシビシ刺激されます。皆さんもぜひショールームに行ってみて下さい。

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テーブルウェアフェスティバル2017

東京ドームで開催中「テーブルウェアフェスティバル2017」に行ってきました。
これから行かれる方もいらっしゃると思いますので、気になったものをちらりとご紹介。
こちらはフランス「GIEN」のコーディネート。
「GIEN」といえばカラフルな草花のイメージですが、このオリエンタルなブルー柄が素敵でした!
色鮮やかな花ではなく多肉植物との組合せもおもしろい。
そして、身悶えするほどテンションの上がったのはこちらのビーズ刺繍のチェア。
黒柳徹子さんとビーズ刺繍デザイナー 田川啓二さんのブースにて。
シンガポールで見たプラナカン小物に通じる繊細で美しい色とデザイン。は~、うっとりだわ。

テーブルコーディネートはもちろんですが、ブース建てこみが気になってつい見てしまう。
天井や柱など人と違うところばかり見ているので、まわりの方は謎だったかと(汗)
あのボリュームをつくり込むのは、私も様々な企画展示のお仕事(事例はこちら)をしていますがかなり大変だと思います。木工事・壁紙施工、電気工事とすごい人数の人が携わって出来上がっているかと思うとそういうところもぜひ見ていただきたい(笑)
ちょうど1年前の今頃は東京ビックサイト「LED NEXT STAGE 2016」の準備真っ最中でした〜♪

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