インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

リフォーム産業フェア特別企画『これからの住まいはこう創る! New Normalな暮らし空間展示』

9月15日・16日の2日間、『リフォーム産業フェア2021』がパシフィコ横浜で開催されました。
主催のリフォーム産業新聞とコラボしまして、特別企画「これからの住まいはこう創る!New Normalな暮らし空間展示」のトータルプロデュースをさせていただきました。

朝日ウッドテック・壁紙屋本舗・タカラスタンダード・テシード・平田タイル・藤栄・マナトレーディング・LIXIL(50音順)の8社の企業様にご協賛いただきました。
コロナ禍で様々なイベント中止が続く中、「荒井さんがプロデュースするならぜひ!」とご協賛くださった企業の皆さんに感謝致します。


【コンセプト】
『 Domani  気軽に集う、これからの暮らし

「人と会う」「家に人を招く」ことが減りました。
人と会って語る楽しさ。
当たり前だったことが、いかに大切かを私たちは感じています。
また、リモートワークとなり、外出できずにストレスを抱える人が増えました。

日本の住まいには内と外をつなぐ空間、『土間』がありました。
そこで作業をしたり、時には接客をしたり。
家族と近隣とのコミュニケーションが自然に生まれ、豊かな暮らしがありました。

ニューノーマル、新しいだけではなく、原点回帰もあると思うのです。
日本の伝統的な住まいの知恵を、これからの家づくりに生かしていきたいと考えました。

戸建住宅、2階に居住空間がある想定。
1階の使っていない部屋を、新たに土足で入ってこられる外とつながるパブリックスペース(Domaリビング・Domaダイニング)にリフォームするイメージで構成しています。

ドマーニは、イタリア語で明日・これからの意味。
「また明日ね!」 と気軽に集う、これからの暮らしを提案します。
“ドマーニ”と”土間”をかけてみたのだw

インテリアイメージは『ボタニカルモダン
トレンド感のあるボタニカル柄、元気が出るカラフルな色合わせ。モダンとプリミティブをミックスしたワクワクする空間です。
植物はストレス軽減やリラックス効果があり、インテリアには欠かせません。植物の画像でもその効果が実証されており、今回は壁紙やハンギンググリーンなどで取り入れています。


庭から近所の人や友人、仕事仲間が靴のまま気軽に入ってこられる「Domaリビング」、続く「Domaダイニング」。どちらも土足OKの床材。

華やかなボタニカル柄壁紙とクッションがお出迎え。
壁紙はCole&Son(テシードご協賛)です。

壁紙に合わせて、アウトドア用やお手入れがしやすいファブリックを選んでオーダー製作しました。

家具のレイアウトは、距離を保ちながら座れるよう一工夫しています。ハンギングチェアでゆったり本を読むのもいいですよね。

壁一面は、床からつなげた木材。床も壁も朝日ウッドテック、ぬくもりがあって心地よい。
家具、さらに小物は藤栄にご協賛いただいています。小物が入ると空間が一気に華やかになりますね。

「Domaダイニング」です。
キッチンは2階に生活用がある設定。
ここでは家族や来客が手を洗え(もちろん、タッチレス水栓に)、ポットでお湯を沸かせばコーヒーやお茶が飲めるように幅1,500㎜のシンクのみ、タカラスタンダードのコンパクトキッチンです。

床のタイルは平田タイルのパトリシア・ウルキオラデザイン。シンプルなキッチン面材に映えます。

こちらもボタニカル柄の壁紙。
これね、“土に還る壁紙”なのです。植物由来の天然素材100%、さらに有害な溶剤を含まないインクでプリント。ご協賛いただいた壁紙屋本舗さんとデザインや色調整を打合せしてつくりました。

天井からのハンギンググリーンとの相乗効果大。家の中で外を感じてリラックスできます。

ダイニングチェアは6脚全て違うもの、ワイワイとカジュアルな雰囲気でおしゃべりができます。
奥はプライベートスペースのワークルーム&ベッドルーム。LIXILの室内窓「デコマド」は光が入り、換気ができるのでいいですよね。

張り地と脚の色を指定してオリジナルデザインさせていただいたチェア。Domaリビングのオレンジの壁紙と脚の色をつなげています。かわいいでしょ♪

ワークルームです。
床材はLIXIL、トレンドのグレイッシュなカラーに。

コンパクトなデスクの一角には、手洗い器を置きました。こちらは平田タイルで取り扱っています。

奥の壁面はタカラスタンダードのホーローでできた壁。こちらのボックスは背板にマグネットでついています。今回はカラー指定をして3色オリジナル製作していただきました。好きな位置に取り付けられます。

ベッドルームとの間仕切りには引戸。その前にファブリックパーテションを置きました。オンライン会議の背景にしてもいいですよね。
こちらは一目惚れしたRUBELLIの生地で製作、マナトレーディングで取り扱いされています。

ベッドルームはがらりと雰囲気を変えて、落ち着いたラグジュアリーでホテルライクな空間に。

ベッドヘッド部分はボタニカル柄の壁紙、その他はグレイッシュなパープルに。どちらもCASADECO(テシードご協賛)です。
クッションやカーテンはMANAS(マナトレーディング)でコーディネートしています。

グラデーションのシアーカーテンがきれい!
長めのブレイクスタイルに。

インテリアコーディネーターが発信する“これからの暮らし”、いかがでしたでしょうか?
おうちで過ごす時間が長いからこそ、暮らしが楽しくなるリフォームが求められています。

空間展示ブースの紹介動画はリフォーム産業新聞Facebookページからご覧いただけます。
こちらから、見てみてね♪
↓↓
https://fb.watch/83CgIxS05r/

最後に。
お声がけくださったリフォーム産業新聞、ご協賛企業様、パースや看板の作成をしてくださった方、丁寧に展示を施工してくださった業者さんたち。たくさんのお力添えをいただき、形に出来ました。
皆様、ありがとうございました!

『リフォーム産業フェア2021』終了

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