テレビ東京系列局『インテリア日和』の放映が終わりました。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました!
今回はバリに行ったことがないけれど、バリが大好きというご家族。お手持ちの家具を使いながら、どうバリの空気感をつくり出せるかがポイントに。ご紹介させていただきます。
【Before】
バリらしい雰囲気の家具や布・小物を組み合わせているのですが、全体的にバラバラでまとまりがない印象。お手持ちの家具や小物類を生かしつつコーディネートを考えました。
【After】
来客が多くホームパーティーをすることが多いとのこと。イメージはバリのレストラン。
ポイントは、色・素材のバランスと統一感、空間のメリハリです。窓装飾は統一感を出してすっきりさせ、小物類が引き立つようにしました。リビング天井にはシーリングファンライト、一気にリゾート感がアップしますよね。
白×ダークブラウンにオレンジがアクセント。
ウッドブラインド&レースカーテンに変更し左右に裾を長めにしてふんわりと吊るしました。お手持ちのキャビネットの上はディスプレイコーナーに。この素敵なライトは「ニトリ」のものです。
お手持ちのハンギングチェアを生かし、あらたに3枚パ―テションとチェア・テーブルをプラスしてデッドスペースになる空間に“ヌック”をつくりました。ヌックとは海外ではよく見られますが、お茶をしたり本を読んだりするちょっとしたスペースのこと。もともとは「心地いい場所」という意味だそう。ハンギングチェアに揺られ、ゆっくりとお茶を飲みながら本を読む。心地よい風が窓から抜け、リラックスできるスペースです♪
TVボードを中央に、こちらもシンメトリーに新規キャビネットをプラス。
全体のアウトライン(外枠)を揃えることで中途半端な窓が壁面に溶け込むよう、お手持ちのイカットを壁に掛けてバランスをとりました。
コラムでもアップした「ディスプレイは3で決まる」を実際にTVでお見せしました。
3色にしぼる、3角形ができるよう高低差をつけて飾る。置物はお手持ちのものです。
ダイニングの天井には、白い布をふわっと天蓋風に取り付けました。
バリのレストランのような非日常感を演出。なるべく隠したいとおっしゃっていたキッチンへの視線を遮り、シーリングライトの光をやわらかく全体が明るくなるようにするなどの効果も狙いました。布はまわりをミシン縫いし、透明なピンで天井にとめているだけです!
バリといえばビンタンビール!
キャビネットとダイニングテーブルにはバティック布。
なかなかいい色や柄が見つからず焦っていましたが、「ジェイ・ファブリック」林さんがバリで買いつけたものをお持ちで撮影ギリギリに購入。ばっちりイメージ通り!
番組HPで今回のコーディネートのダイジェスト版がアップされています。
見逃してしまった方はぜひご覧になってみてください!とってもわかりやすくまとまっていますよ☆
http://www.tv-tokyo.co.jp/interiorbiyori/