インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

【事例紹介】ギャラリーのある家

町田市S様邸を紹介させていただきます。
ondesign 西田司氏設計住宅。パブリックとプライベート空間をつなぐギャラリーがあります。
主に玄関ホール、LDKのアートやディスプレイ小物まで含むインテリアコーディネートご依頼をいただきました。

キーワードは、「上質感」「ギャラリー」「遊びのある」「くつろぎ」。
コンセプトは『ギャラリーのある家』。
玄関ホールは‟静“のスペース、扉を開けると迫力のある吹抜けのLDK、‟動”のスペース。
‟静‟から‟動“、さらに奥へとつながっていくドラマティックなギャラリーのある家です。(現場の様子

FIX窓からの光が入る玄関ホール。
奥のギャラリーへとつながる導入部分、適度な緊張感を出したいと考えました。‟静“のスペースです。
凛とした佇まいの「CARL HANSEN&SON」CH36を置きました。
空間を引き締めますし、荷物を置いたり靴を履く時にも便利。1つ1つ丁寧につくられたチェア。

まるでアートのような吹きガラス&陶器のウォールライト。
イギリス「
Curiousa & Curiousa」の「SIREN」、日本で初施工です!
吹きガラスと陶器の組合せは自由。お客様とご一緒にショールームで選びました。
正面からも横からも、点灯時も美しい~♪

絵を飾りたいというご要望でしたが、空間のバランスを考えボリュームがありながらもマットゴールドであまり主張がなく、間接照明が入るので陰影を楽しめるウォールアートを提案。部分的にミラーになっています。ご採用いただきました!
扉を開けると、オリジナルなブルーのキッチンがアクセントのLDK。

圧巻の天井高5m吹き抜け、タイルを貼った壁面が迫力があります。

中庭に面したリビングはTVに対面するだけでなく、庭や空を眺めたり、気分を変えて1人で本を読んだりできるようフレキシブルなレイアウトの「arflex」ソファに。ファブリック張りと革張りを組み合わせて、遊びをプラス。

ヴィンテージ絨毯のパッチワークラグ、「HARLEQUIN」と「MANAS」の生地でつくったクッションカバー。「ASPLUND」の天然木スツールをサイドテーブルに使用。ハンドメイドなものを組み合わせて、上質感がありながら肩の力を抜いてリラックスできるインテリアに。‟動”のスペースです。

ソファの背面にはリビングテーブルを置き、小物やお手持ちの本をディスプレイ。どこから見ても表裏がないものをセレクトしています♪

ダイニングテーブルとチェアも「arflex」。ペンダントライトは「TOM DIXON」を3灯。ちなみに、このライトは手作業で内側をまわしながら1つ1つ打ち出して手づくりされています。

チェアの張り地は2色に。ここにも遊びをプラス。

奥の壁面は質感のよい「PORTER’S PAINTS」、モダンアートのポスターが映えます。

プライベート空間へとつながるギャラリー。ご夫婦が趣味で集めていらっしゃるものが並びます。

フロアー全体がギャラリーのような空間。
S様が「思い描いていた以上の空間になり大変満足しています」と喜んでくださりホッとしました。ご家族やお友達と楽しい時間をお過ごしください!

こちらの事例は、モダンリビング「第4回スタイリングデザイン賞」シルバープライズ(銀賞)をいただきました!
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モダンリビング 第4回スタイリングデザイン賞銀賞をいただきました!

設計された建築家 西田司さんとのトークショーの様子はこちら。
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「JAPANTEX2019」トークショー

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