Column 荒井詩万のインテリアコラム "美しい暮らし・豊かな時間"

【コラム06】クッションで遊ぼう

インテリアに関するちょっとしたお役立ち情報をお届けする「荒井詩万のインテリアコラム」。
今回は「クッションで遊ぼう」です。

■ 素材・柄・テクスチャーで遊ぶ
クッションは他のエレメントとのバランスを考えることが大前提です。
そして、何をどう選んで組み合わせるか。意識するのは素材・柄・テクスチャー(手触り)。
柄と柄を組み合わせるのが難しいと思う方がいらっしゃいますが、同じ色(3色くらい)が入っていると合わせやすいです。また、全て同じ素材ではなく光沢があったりざらっとした手触りのものであったりと素材・テクスチャーを変えると洗練されたインテリアになります。
例えば、こちらのクッションはベージュ・黒・ボルドーの3色。モダンとエレガントにプリミティブ感をプラスするイメージでレース素材とオールドキリムを組み合わせています。
中央区Y様邸 フランス「ELITIS」のゼブラ柄、繊細なレース、オールドキリムをコーディネート


町田市I様邸  デニム素材とイギリス「Scion」のファブリックで柄指定して製作したクッション


横浜市T様邸 ブルーのソファ張り地から色をつなげ、マスタードイエローをアクセントに


楽天インテリアトレンド2016-2017」   カラフルな組合せですが色をリンク、シルク・綿・ウールと違う素材で


荒井詩万プロデュース「handsome.style」  ベッドにクッションを置いてアクセントに

■ 形・大きさを変えて遊ぶ
既製品のクッションの大きさは、40㎝×40㎝か45㎝×45㎝の正方形のものが多いですね。
さらに最近は長方形や円形など大きさも様々。形や大きさを変えると高低差ができて動きが出ます。
こちらはは正方形ですが1つはフリルつきでやや大きめ、また長方形のタイプを組み合わせています。
楽天ンテリアトレンド2016-2017」   フリルや刺繍、花柄と甘くなりすぎない大人かわいいものをセレクト


杉並区I様邸 ベッド上にさまざまな大きさのクッションを置いて

こちらは自宅、45㎝×45㎝とオーダー製作した45㎝×30㎝のクッションを置いています。
カバーは既製品とオーダー製作したものをミックスしています。中綿を購入しておけばカバーを変えるだけで季節感を出すことができておすすめです!

自宅  季節ごとにクッションカバーを変えて、下は夏バージョン

■ クッションで上質空間に
海外ブランドのファブリック。心ときめいてキュン♪としながら価格を見て固まります(笑)
素敵!と思うラグジュアリーなものはだいたい2万円~3万円/m、5万円/mなんてものもあります。
それを窓装飾に使えたらいいのですが、そうなると1窓の見積に目が飛び出ます(汗)
そんな時は窓装飾の価格帯を抑えめにして、クッション製作をご提案させていただくことが多いです。それでもクッションカバー1つで3万円くらいします。クッション1つの金額で考えるともちろんお高いですが、窓装飾にすることを考えたらお安いかと。それが1つ入るだけで空間のラグジュアリー感がぐんと上がります!たかがクッション、されどクッション。上質なクッションを見て触れると心ときめきハッピーな気持ちになりますよ♪
文京区T様邸  イギリス「OSBORNE&LITTLE」、シルクのしゃり感がラグジュアリー


さいたま市I様邸  イタリア「RUBELLI」、さすがの存在感♪


N様邸 イギリス「DESIGNERS GUILD」を柄指定してオーダー製作、美しい発色が華やか


横浜市I様邸  イギリス「William Morris」デザイン柄とまわりにトリムをつけたオリジナル


港区M様邸  フランス「CAMENGO」の香水瓶柄とイギリス「DESIGNERS GUILD」のベルベッド

いかがでしたでしょうか?
クッションは手軽に購入できますし、何を置くかで部屋全体の雰囲気まで変わります。ソファやベッドの上の小さなスペースですが組合せは無限大。ぜひクッション選びを楽しんでみて下さい!

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