インテリアコーディネーター荒井詩万のブログ

【London 5】「Decorex」とロンドン最新インテリア情報

ロンドン滞在レポートNO.5!
9月のこの時期(今年は9月16日~24日)、ロンドンでは『London Design Festival』 が開催されています。様々なデザインに関するイベントや展示会が行われていまして、その中でもプロ向けの高級商材を扱うのが「Decorex」です。もう色々ありすぎてどうにもこうにも全てをご紹介することは無理なので(滞在レポートがずっと続くことになっちゃう・笑)、私が気になったものだけをピックアップします。

「Decorex」会場です。
セキュリティチェックを終えて中に入ると、各メーカーの新作による展示がお出迎え。4つのブースに分かれてくるくるまわっていました。こちらはOSBORNE&LITTLEです。

会場中央にはこ~んな素敵な休憩スペース。皆さん、シャンパンを飲みながら商談しています。
イギリスのファブリック・壁紙メーカーIAN SANDERSON。
スコットランドの伝統的な柄をベルベッド素材など現代的に使い新鮮でした。壁の木材、よく見ると目透かしでブルーが見えます。下地に塗装しそれに貼りつけていてとってもおしゃれ。

NAOMI PAUL」の照明、British Designで賞を獲得しています。
全て手作業でマクラメのように編んで仕上げるそうです。色もたくさんのサンプルの中から選ぶことができます。めちゃめちゃかわいい!カラフルでどこか懐かしいベトナムの麦わら帽子みたいなデザイン。絶対日本に入ってくると思う♪
ブースにご本人がいらしてお話をしました。とってもきれいな方。NAOMIというお名前が日本的なのでハーフかしら?と聞いたら、全く日本とは関係ありませんでした(笑)
こういう金物はなかなか見つからない。ネット購入できるので取寄せてオーダー家具につけたいな。

キングスロードはイギリスを代表するインテリアメーカーがずらりと並ぶストリート。
新作発表目白押しで鼻息荒く、1件1件見てまわりました。こちらは「DESIGNERS GUILD」、ブラックベースの大人っぽい花柄壁紙。あ~うっとり♪
「WILLIAM YEOWARD」、あ~うっとり♪

大好きな「OSBORNE&LITTLE」。なんですか!この素敵すぎるクッションは!

トレンドのジャングルやトロピカル柄の壁紙を様々なところでよく見ました。『楽天インテリアトレンド2017-2018』で発表した「スタイリッシュジャングル」、方向性がずれていなくてよかったと1人でホッとしました(笑)

壁紙がトロピカル、それに合わせてビビッドなチェアのカバーがかわいい!
あら?見覚えのあるこのゼブラ柄。こ、このÉLITISのクッションは中央区Y様邸でコーディネートさせていただいたのと同じだ!なんか嬉しい♪

Design Centre  Chelsea Harbourにある「PORTA ROMANA」(ポルタ・ロマーナ)。
さすが本国だけあって品数がすごい!日本だとマナトレーディングで取り扱っていますが少ししか見れませんもの。あれもこれも使って見たいものばかり。夜空に浮かぶ月のようなデザインのブラケットライトが素敵でした。

最後に高級住宅地スローンスクエアにある中流階級向けデパート「Peter Jones」をご紹介。ビューティーからインテリアまで家庭用品全般が揃っていて、キャサリン妃がご結婚前に通っていたそう。
入ると名だたるファブリック、クッション、そして壁紙がずらりと並んでいて驚きました!日本なら1Fは化粧品や食品が並ぶスペースですよね。衣食住、その中でも住を一番に考えている。マダムたちがゆっくりと見ながら注文カードに記入している姿を見てイギリスの豊かなインテリア文化を痛感。

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